お爺さんの名前/人工着色のリンゴ
2011/07/29 (金)

畑で仕事をしていると、通りがかりの人によく声をかけられます。

見慣れない顔だが、誰だと訪ねられるも義父の名前ではあまり通じません。
お爺さんの名前を言うとたいてい分かってもらえます。

これでいいのか? と思う事があります。
お爺さんが亡くなってから20年近くたちます。
でも、まだ名前の通りが良いということは、相手もそれ相応の年ということです。

つまり、ご老人ばかり。
こんなのでいいのかと、思ってしまいます。

周囲には、新規就農者はいません..あ、いました、不幸な師匠に就いている人が。
この師匠、ホウレンソウの種を蒔くのに走る車の窓からばらまくような人ですが、それでも県から指定された里親だそうです、信じられません。

周囲の人が何かに付けてその新規就農者にいいます「なに? 師匠はそんな事も教えてくえれねえだかい?」と。

不幸だ...

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リンゴの収獲が始まりました。

とはいえ、まだリンゴは青いまま。
そこで人工着色します、略して人着。

人工着色と言っても、何か薬をかける訳でもなければ、浸す訳でもありません。
収穫したあと、台の上に並べて日光によくあてるだけです。そうすると、徐々に赤くなってきます。

正直、味は良くないです。
未熟なものをとって、むりやり赤くさせるのですから。

このリンゴは完全にお盆需要向け。食べるというより、お供えとかそんなものでしょう。
今の時期、保存物のリンゴも終わって、端境期です。

お供え物とかそういった需要ではなく、美味しい物をお食べになりたいかたは9月までお待ち下さいね。


 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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