2011/06/19 (日)
朝、いつものように出荷作業です。 レタス、キャベツをはじめフェンネル、スイスチャードなど。
他の人のレタスの出荷はさすがに少なくなってきました。 キャベツは、山の人がたくさん出してきています。山の上の方ではレタス畑はあまり見ませんが、キャベツ畑はたくさんあります。
そんな中でも、結構、ウチのキャベツは善戦しているようです。キャベツとレタスはエコファーマーの認定を受けているので、そのマークを付けて出荷しているのですが、直売所のスタッフの話では、それが結構、効いているようだ..との事です。
エコファーマーという制度の認知度は、一般の方にはほとんどありません。オーガニックマーケティング協議会の調査によると、エコファーマー制度を正確に知っている人は、わずかに1.3%。言葉を聞いた事がある、言葉だけ知っているという人を合わせてもたったの10.5%です。
有機・オーガニックは、それぞれ5%と97%ですから、えらく違います。(それでも有機の正確な定義を知っている人はたったの5%だけかよ..という思いもありますが)
お客さんには意味が通じてなくて、何となくよさそう..位のつもりでも、まぁ、折角とった認定ですから、表示はこれからも行います。
来年あたりは、特別栽培かぁ? いや、無理だろうと思う、今の畑では。
今、こちらでは特別栽培以上の農家(もちろん有機JAS栽培農家も含まれます)だけで、プロジェクトを組んで売り込んでいこうという動きがありますが、さて、どうなるか。
それを見込んで、周囲の有機農家も有機JAS認証を受け始めているので、本当は今から自分のところも準備したい所ではあるのだけど。
中には、個人で、特別栽培と有機JAS,そしてJ-GAPまで取っている人がいるもんなぁ。すごいよなぁ。 特別栽培や有機JASはともかく、J-GAPは個人では要らないだろうとは思うけど、企業化を視野に入れているんでしょう。
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畑で作業していたら、隣のおじさんが指を指していいました、「コレ、サンチェかい?」
残念ながら違います、それはチコリです。
「いえ、これはチコリですよ」
「え? サンチェ?」
「いえ、チコリーです、チ・コ・リ」
「だから、サンチェだろ?」
そんなやりとりを聞いていて、奥さんが口を挟みました。
「おとーさん、チコリーだって言っているじゃない!」
「サンチェって、こんなやつじゃなかったっけ、焼き肉巻いて食べるやつ。違う? ほぉ〜 いろんな種類があるモンだなぁ〜」
少し疲れましたが、中々エキサイティングでした。
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