2011/06/07 (火)
直売所、レストランなど地元で色々なやり方で農産物を売っていると、どういった方面の人がどういう野菜を求めているのか、あるいはどうやったら売れるのかが、段々と見えてきます。
直売所の売れ筋は、場所が変わっても概して似たようなものですが、レストランは一言では片付けられません。 そのレストランの価格帯で、要求される事が結構違います。
まぁ、どんな事かは細かくここで書きませんが... 直売所向けの野菜と、レストラン向けの野菜、同じ野菜でも兼用で作る事は難しいですね、求められるものが違うから。
しかし、レストランでも直売所でも荷受けする人の悩みは一緒。 「どの農家からも、同じ時期に同じものが出てくる」
春になればホウレンソウやリーフレタスなど葉っぱ物ばっかり、夏になればナスやキュウリが山の様に、秋になれば今度はジャガイモばっかり..といった具合。
直売所の人はしきりに「時期をずらして作って」と呼びかけますが、旬の時期のものがどっさりと出てくる、これが実にリアルな地産地消の姿なんじゃないの? とストイックに考えたりもします。
レストランなども、地産地消と口では言っても、結局、走りの半歩先(一歩では大きすぎる)の野菜を、実は大変欲しがっている場合が多いものです。
地産地消とは、単純に地の物を地で食すという距離的な事だけを言っているのではないぞ..と思うのだけど、そこはそれ、ストレートに言うと角が立ちますから。
夕方、農協の営農指導課??(良く聞き取れなかった)から電話。 農薬の使用について聞きたいと..先日、直売所への出荷に先立ち、提出した生産日記について。
第一印象...「お〜 真面目に見てるんだ!」
多分、各直売所から膨大な量の栽培日誌が送り込まれてきていると思うけど、それを本当に全部チェックしているのかな..と内心、疑っていました。
で、問い合わせの内容は...すみません、私の記載ミスでした。 「パダンSG水溶剤」と書くべき所、SGを抜かして「パダン水溶剤」と書いてしまいました。
SG無しの水溶剤もあることを今回初めて知った次第。
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