2011/05/09 (月)
明日は雨になるようなので、今日は定植の日。
ほとんどの苗の定植を行いました。 ビニールハウスの中にも植えました。
さて、余った苗をどうしようか???
畑で作業中に、隣の畑のお爺さんが話しかけてきました。 おいくつくらいでしょうか..首がもうぷるぷると震えています。 タバコを取り出す手も、もうプルプル。
奥さんとか娘さん(?)は、時折畑で見かけますがご主人はあまり見かけません。もう、体力的に農作業は辛そうです。
それでも、この春、農協へリーフレタスをいくらか出荷したと言っていました。 が、一箱200〜250円にしかならなかったそうです。 もちろん、赤字。 いわゆる赤伝が回ってくるんじゃないかな、農協から。
ご存じ無い方のために書きますと、農協へ出荷すると出荷価格より手数料モロモロが差し引かれて、残りが農家の口座へ振り込まれます(もちろん農協の口座)
ところが、あまりにも出荷価格が安いと、そのモロモロの手数料が全額差し引けずにその時点でマイナスとなります。 だから、その足りなかった金額を払え...という伝票です。
品物を出荷しているはずなのに、代金が一銭もうけとれないだけではなく、経費を追加で払えと言われるということです。
これは市場や農協への経費です。生産に関わる経費ではありません。 箱代や肥料代、マルチ代..モロモロの経費は農協から振り込まれてくる代金から差し引くものですので、農協からの振込がマイナスという事は、もちろん、これら生産経費も完全に持ち出しです。
もちろん、毎年こんなのなら農業なんてやってはいられません。 昨年は一箱3000円以上だったとか。
農業、とりわけ野菜の出荷が博打といわれるゆえんです。
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中部電力が原子力発電所の停止を決めました。 止めると、発電コストが上がるので電気料金を値上げせざるを得ないようです。
となると、これは当然ながら中部電力の契約者が負担する事となります。
福島原発はどうでしょうか? こちらは、相当量の税金が投入されます。まぁ、多少は電気料金を上げるかもしれませんが、事態収拾にかける費用からいったら微々たるものでしょうね。
税金ですから、東京電力管内の人だけでなく国民全員が負担します。 中部電力管内の人は原発の後始末の費用を二重に負担する訳です。
なんか、不公平ではないですか?
電気料金はどうあるべきかという論議も必要そうです。
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