2011/03/21 (月)
ホウレンソウへの放射性物質の残留がさかんに報道されています。 他の方の日記で、なぜホウレンソウなのか? という書き込みをいくつか見ました。
そこで、その推測です。
報道によると、ホウレンソウ1キログラムから発せられる放射線の量がいくらかというのが基準になっているようです。
放射性物質は、作物の表面に付着しますから、1キログラムの作物を収穫した際、質量に対して表面積が大きい作物の方がたくさん放射性物質が含まれるということになります。
もっともそのような条件に当てはまる作物は何かというと、結球しない葉っぱ物の野菜です。ホウレンソウ、小松菜、春菊、サニーレタスやリーフレタスなどです。 で、今の時期、これらなかで最も一般的に栽培されていて簡単に検体が手に入りやすいものがホウレンソウという事なんだろうと思います。
条件が一番厳しいこういった野菜をまずは調べてみて、それが問題無ければ他の野菜(結球野菜や果菜類)は、問題無かろう..ということで、手に入りやすいホウレンソウが真っ先に調べられているのだと思います。
昔、あったダイオキシン騒ぎもホウレンソウでしたよね。あれも多分同じ理屈です。 残留農薬も、多くの場合葉っぱ物が問題になるのも同じ理由です。
これからホウレンソウだけでなく、色々な作物が次々に調べられるようになるとおもいますよ。
放射性物質は表面に付着しているだけなので、水洗いでかなりの量を落とせるのではないかと私は思います。
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