2011/02/26 (土)
今日も直売所サミットへ出かけました。
今日は分科会。
私は「こんな荷姿が売れる! パッケージ・包装の工夫」という分科会に参加しました。
どんな梱包材を使ったらよいか、加工品にはどんなラベルを付けたらよいか、売り場はどんなふうにしたらよいか、POPの必要性などなど。
パッケージやPOPで売り上げが2,3割変わってくるのは当たり前! なんて聞いたら、みなさん、そりゃ一生懸命です。
予定の時刻を過ぎても分科会は終わらず、スタッフが「そろそろ次のプログラムが始まりますので..」と呼びに来るまで議論は白熱です。
その後は、政府のお偉い方の講演会。 テーマは「TPP問題と山間地農業・直売所の行方」 こりゃ、ちょっとテーマを欲張りすぎでしょ?
講演会の後のQ&Aのコーナーで印象に残ったやりとりをご紹介します。
Q:直売所へ出荷しているのは、高齢者が主体である。定年帰農の方への支援策を充実して欲しい。 A:ダメです。仕事をリタイアされて趣味で畑をやられる方は(家庭菜園の)本でもお買いになって、お好きなようにやられてください。
Q:切り捨て間伐(間伐した木を搬出せずに現場に捨ててきてしまうこと)への助成が間もなく無くなると聞いている。継続して欲しい。 A:ダメです。間伐した木材はきちんと使うように皆さん、努力をして下さい。木を使う為に製材所が要るとか、そういう時はきちんと支援します。この施策は実は私が言い出したのです。
いやぁ、好きだなこの人。
このサミットで見聞した情報をいくつか...
・リサイクルショップ サンタの創庫が農産物の流通に参入。規格外品を専門に扱うらしい。 ・冬期、品薄で困っている直売所へ向けて青物野菜などを売り込み始めている直売所が出てきたとのこと。直売所が、別の直売所を相手に商売をする時代が到来? それとも直売所のチェーン店化が本格的に? ・長野県下では新聞販売店が、農産物の配達事業を計画中
画像は、その政府の偉い人。顔から名前が分かるのは、ひこばえさん位かも..
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