2011/02/20 (日)
昨日は、地産地消のフォーラムに参加。
先日は、主に直売所関係の話題でしたが今回は飲食店。 農業新聞の人まで取材に来られたようですが、記事になったのでしょうか..
飲食店オーナーの話で.. パーティー料理の食材原価は15〜20%..安くするために食材を選ぶ際の選択肢は値段以外に無い.など具体的な話が聞けて面白かったですね。 パーティーは儲かるとは聞いていましたが、確かに..
飲食店の話では、地元の流れは地産地消ではなくて、低価格。 でも、中国産だけは嫌われると。
価格が安く、中国産でないこと、この2つが今のお客のポントだそうだ。 地元民は地元のものかどうかは、あんまり関係無い。
地元のものを評価してくれるのは、やはり都会から来た人。 こういう人は、お金を払ってくれる。 地元の人は地元のものには価値を認めない..それより値段..
とまぁ、こんな話でした。
地産地消から言えば、こうまとめてしまえば身も蓋も無い話ですが本音だし、その経営者がまんざら地産地消を見捨てているという事ではありません。
世の中、中国産が嫌われているというのは、肌で実感しますが現実は中国産の方がむしろ、農薬の検出率は低いという数値も出てきています。(検出=違反ではないので、落ち着いて下さい) 今は国産志向だけど、消費者のマインドは、かなり遅れて盛り上がってくると肝に銘ぜよ。 10年後には中国産志向になっているかもしれんぜよ。
地産地消かぁ...確かに地元で消費されるけど、食べるのは東京のお客さんだけかぁ..
もう一件は、ファストフード系の関係者。
こちらは飲食店以上に薄利多売の商売。
小麦粉から油から何でも値上がりしてて、製造オンリーでスーパーへの卸しを専門にやっているところは、値上げが許されず、少しずつ量を減らして対応しているらしい..が、これもいずれ限界が来るわけで..
こちらは、逆に自店舗販売では価格のボトムアップを目指すために、地域の食材を全面的にPRしていきたい..と、こんな話でした。 現在、試験販売中で、きちんと説明すれば従来価格の30%アップでも、お客さんには買っていただけるとか。
ま、どっちが良いとか悪いではなく、客層の違いです。
前者の飲食店は、パーティーや若者向けの店。ごだわりが少ない客やシチュエーションで使われる店です。 後者のお店は、老若男女誰でも食べるもので、郷土意識に訴える品物ですから。
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本日は、友人のところへ遊びに..
私達にお菓子を出そうとした、その友人のお母さんが「あれ? 入ってない!」と声を上げました。
見せてもらうと、いや、入ってはいます。 大正の前の時代のチョコレート菓子です。
大きな内袋に小さな粒のチョコが6粒だけ.. よーく触らないと、空かとおもっちゃいます、確かに。
値段据え置きで、内容量を減らす作戦も限界だねぇ とみんなで実感しました。
あと、あんまり買わないけど、久々にダイドーのMコーヒーを買ったら、以前より缶が小さくなっていませんか? アレ。
画像 雪山 綺麗だよ〜
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