先日来、色々書いてきましたが、結局、Ohyaは米の輸入自由化に賛成？　反対？　どっちなのと問われそうなので書いときます。

すみません、一言では言えないです。
強いて言うなら、都市で生活している人など食べる人の事を主体で考えたら反対です。
自分の身の事だけ考えたら賛成です。

悪く言えば主体性が無い、良く言えばどちらに転んでも柔軟に対応出来る．．（笑）

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米の輸入が自由になっても、国産米を食べ続けると言う人、できるだけ国産の農産物を買うと言ってくれる人は、国内の農家にとっては実にありがたい味方です。

ところで、どうして国産農産物を支持しているかと問われれば「輸入品は危ない気がする」とか「国の安全保障のために」とか言う答えが大半だと思います。

安全保障の方はさておき、輸入農産物より国産の方が安全性が高いのでしょうか？

真面目に取り組んでいる産地の方には申し訳ないですが、私はこれに「その通り」と自信を持って答えられません。
多分、この過去のこの日記にも「輸入品より国産農産物の方が安全」と書いた事は無いハズです。

この場合の安全性とは、ずばり農薬の管理のことです。
基準通りに農薬が使用されているか、残留はどうか．．ということです。

正直言いまして、日本ではまだまだこの点が大変不十分だと思います。
農薬そのものは、改良が重ねられて間違い無く、昔のものより安全性が増しています。
また、制度もだいぶ改善されました。

しかし、実際に農薬を使用する現場がどうも．．．
そして流通も．．．

まだまだ、生産者にも出荷してナンボ、流通も売ってナンボ．．的なところが大きく残っているように思えてなりません。

厳しい意見かもしれませんが、農協へ行き「キャベツの青虫の薬をくれ」などと言って農薬を買ってくる農家は、農薬を使う事をぜひともご遠慮頂きたい。

直売所がもてはやされていますが、実は、直売所、農薬という面では、ヤフーオークション並に玉石混淆ではないか．．そんな気がします。

国産品が安全というのは、実は単なる幻想だった．．．そう思われたら、もう全ての面で国産農産物に勝ち目はありません。

生産のみならず、流通も、現状においては国産農産物のよりどころは、安全性だけという事をきちんと認識すべきではないかと、常々そう思う今日この頃です。

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今日も、玉切り作業。
明日一日かければ、全部終わるかな。
でも、明日は雪の予報だし．．