2010/12/23 (木)
昨日は、こちらで大きく稲作をやっている人と呑みました。 5ha位やっておられるようです。
当然、話は稲作の事に。
この方、自分の米は全量自前で販売しておられるほか、近隣の農家から持ち込まれた米も売っています。
今年はテレビなどで品質の低下が報道されたため、価格的にはまったく振るわなかったそうです。 実際は、長野の米は悪くは無かったのですが。
商談でも、品質が悪いからということで何パーセント引く か..というところからスタートし、でそれが決まったところで、補助金分をさらに負けろと、こんな感じだったそうです。 今年は肥料代が全部吹っ飛んだとか。
それでも、近隣の農家が持ち込んでくるお米のサヤを抜くことで何とかやっていけているようですが、お米を持ち込んでくる農家も兼業農家。この方も5haも作っていますが兼業農家です。 持ち込みが無ければ、経営的にはとても無理といってました。
今、米作りに必要なのは大規模化ではなくて農地の集積化だと言われました。 面積ではなく、まとまった農地がとにかく必要ということです。 あっちに3枚、こっちに2枚、向こうに3枚..こんなんでは話にならないということでした。 ひろーい、1枚が大きな田んぼがとにかく欲しい..と、こういう話でした。
よく大規模化と言いますが、大規模化って何なの? という事を論議している記事や報道等は全く見かけません。
農家が減れば1軒の農家に集まる? 勝手にそんなに具合良くなるものじゃありませんって。 いや、1市町村に農家が2、3軒位になればそうなるでしょうけど(笑)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今日は薪をもらいに行ってきました。 リンゴ畑を辞める人がいて、木を切るというのでもらってきました。 リンゴの木はとても堅いです。火持ちがよさそう。
今日は軽トラ3台分。まだ畑に残っているので、明日、もう一回取りに行かねばなりません。
今日もらった物は、薪と言うよりたんなる幹や枝。 畑の人が、だいたいの長さに切っておいてくれたのですが、長いものはチェーンソーでぶった切って運んできました。
これをストーブで使えるようにするまでが、また大変です。 でも、その前にチェーンソーを目立てしなくちゃ...(笑)
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