2010/12/03 (金)
昨日は、接触事故になりそうだった上に交通事故も目撃。
営業車らしい白いカローラバンが、軽自動車に見事に突っ込んでいました。 相当な勢いで突っ込んだらしく、双方とも大きく壊れていました。 カローラの方は、ボンネットも大きくめくれ上がり..廃車だろうなぁ。
運転手は救急車で運ばれた直後だったようで、警察官が交通整理にあたっているだけでした。
営業車が追突..原因は携帯電話かな..なんて考えました。
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今日はとても暖かい日でした。 ビニールハウスの中の最低気温は10℃もありました。前に住んでいた地域ならこの時期−10℃でもおかしくありません。
午後からは突風、雷、大粒の雨。
雨なので、午後からはカセットデッキをいじっていました。 今はもう無くなってしまった会社「アイワ」のカセットデッキです。
初めて日本でラジカセを発売した会社ですが、ソニーと資本提携してからは長らく、ソニーの下請け的企業として存在していました。
一時は、自社ブランドでオーディオ機器などを発売していましたが、デジタル化の波に決定的に乗り損ねてしまいました。 その後、ソニーの子会社となり軸足を安い製品に移しました。 その当時の電気店やホームセンターには8千円位のアイワのビデオデッキがたくさん並んでいたものです。
このころのアイワしか知らない人には、完全に安物メーカーのイメージが植え付けられてしまいました。
やがて安物路線も行き詰まりを見せ、ソニーに吸収される形で会社を解散しました。
ソニーの元で成長し、ソニーへ帰っていった企業でした。
自前のブランドでオーディオ機器(主にカセットデッキ)を発売していた頃は、若者をターゲットにした製品がメインでした。 斬新なデザイン、操作感、盛りだくさんの機能。 ただ性能的には、どれも見るものがありません。
安く大量に作るための製造技術は優れていましたが、基礎技術は大した事が無い会社でした。
会社が危うくなってからは、あらたなブランドを作り基本性能に立ち返った機種を発売しましたが、すでに時遅し.. カセットテープは終焉を迎え始めていましたし、基本性能を重視している会社というイメージがついていないので、折角の新ブランドもパッとしませんでした。
それでも、オークションでは一機種のみがえらく高い価格で取引されています。 正直言って、そんなに良い機種だと思えないのですが..
レストアにとりかかった機種は、XK-005というカセットデッキのエントリーモデルです。
レストアというのは、大げさな言い方で結局..
融けたベルトを2本交換 ヘッドの研磨(汚れを落とす程度の) テープパスのクリーニングと消磁 メカ各部清掃とグリスアップ
だけで、あっけなく復帰しました。 ただ、前オーナーが録音レベル調整のための可変抵抗器を壊してしまっていましたので、録音はレベルが不安定です。 これは、可変抵抗器を交換しないといけないのですが、特殊な仕様なので手に入りません。 何とかして一般品を取り付けないといけません。
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