2010/11/19 (金)
今日は水利組合の組合長さんとお話。
水利組合とは、田んぼで水を使う人が入る組合です。 水利組合が水路の維持や管理を行っています。
このあたりの地域では、水路とは言っても実際は「排水路」として使用されていることがとても多いそうです。 排水路と言っても、家庭の排水が出るのではなくて、その多くは道路などに降った雨水。
ただ、これが非常に具合が悪い。
用水路は、取水口から離れるに従って段々と細くなっていきます。最後、余った水は川へ戻っていきます。 途中途中で、田んぼに水を分配し流れる水が少なくなるから用水路は先へ行けば行く程狭く作られているわけです。
で、そのような作りの用水路に勝手に側溝などの排水路がつながれるとどうなるか... 当然、たくさんの水が流れ込む下流の方が水量が多くなります。 でも、用水路は先に書いたように下流は狭く作られています。
結果、雨が降ると下流で用水路があふれるという当然の結果になります。 そんなわけで、用水路の管理に大きな負担がかかっているとの事です。
そもそも論でいけば、用水路に排水を流す事がおかしいのですが、単なる川と思っている人も多いようで、無意識あるいはわざと流している例が余りにも多いようです。
もちろん、維持管理しているのは水利組合の人、つまり田んぼを作っている人です。
完全に話がおかしいですね..
水利組合の会長の言葉が心に残りました.. 「用水路は流れているのではない、流しているのだ、カネと手間をかけて」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 久しぶりにオープンリールテープネタ。
アンペックス456というテープがあります。 スタジオマスター用と言いながら耐久性が良くなく、このテープを使って録音したマスターテープが続々とダメになった..というレコード会社を震撼させた事で有名なテープです。 保存中にダメになってしまうのです。バックコーティングの接着が良くないみたいです。
ウチのテープも同様の症状になりました。 べたついたものがテープデッキのテープパスに残るようになりました。 仕方がないのでテープは廃棄して、リールだけ使います。 テープは、先日、新しいものを仕入れました。 これは、パンケーキといってリールが無いテープです。 アンペックス456に巻いてあるテープを捨てて、新しいテープを巻くことになります。
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