2010/11/15 (月)
新潟まで、片道三時間近くかけて薪・ペレット兼用ストーブを見に行きました。
見てきたストーブは、さいかい産業の DK-09というストーブです。 http://www.saikai-sangyo.com/items_dk09.htm 見てきた場所は、さいかい産業のショールーム。
これは、設置実績がまだ少ないので(40台位らしい)見られるところが少ない機種です。
このストーブの特徴は...
・FF式(電動ファンを使った強制吸排気)であること ・煙突が不要(壁だしの吸排気管は必要) ・一見すると煙突に見える熱交換機を備えた輻射式ストーブである(温風式ではない) ・ペレットと薪の両方を燃料にできる
ことなどなど..
営業マンの話を要約して書きます。
・薪、ペレット両方を焚けるけど薪を焚くなら他社の薪専用ストーブの方が良い(煙突工事必要) ・このストーブはペレットが本命 ・ペレットと薪の切り替えには、ストーブ内部のセッティングを変える必要がある(ペレット燃焼皿の撤去と、外気取り入れ口の切り換え。いずれもユーザーで可能) ・FF式だが、排気管から煙は出る ・運転中は常時、ファンの音、ペレットを供給する音が出る。 ・乾燥不十分の薪を焚くと、排気ファンにタールなどが付着し、動作音や振動が大きくなる事がある。その際は、ファンの清掃が必要。(すでにそのような話が何件か来ている) ・今後は、薪・ペレット兼用とせずペレット専用として販売する方向で検討中。
私の感想としては..
・動作音はさほど大きくない。従来の石油FF式暖房機と変わりないと思った。(ファンの「ゴー」という音は連続して発生、ペレットがパイプ内を落下する時の「パラパラ」という音が間欠的に発生します) ・本体からだけでなく煙突に見える熱交換機からの放熱が相当ある。温風式のペレットストーブより暖かい印象。 ・ストーブの上で煮炊きできるのが良い ・薪の選定は煙突を持つ従来型の薪ストーブよりかなりシビア。(ファンがあるため) ・屋根に登っての煙突掃除が要らないのは助かる ・ストーブ本体の作りは案外(といっては失礼だけど)真面目に作ってある
営業マンが言うには「薪・ペレットストーブを安易に売る店、安易に買う人が多すぎる。基本的には危ないものだし、発生する音や取り扱い方法、メンテナンス方法などカタログで分からない事はたくさんある。石油ファンヒーターとは全く違うので、とにかく、買う前に燃焼している実物を見て、しっかり説明を聞いてからよく知った上で買って欲しい」とのことでした。
この機種は生産を打ち切り、ペレット専用機種に切り換える方向で検討中だそうです。 お買いになる方は、お早めに...って、そうそういないか...
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 新潟まで行ったついでに、魚を食べてきました。 行き当たりばったりで入った店ですが、こちらに比べたらずっと美味しいですね。 こちらでは、あまり見かけない魚もありますし。
長野は魚の捨て場...市場ではそう呼ばれていると、関係者が言ってました。 分かる気がします、時々、刺身で食べるのがはばかられるほど酷い物がでてきますから。
画像はDK-09ストーブ
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