JAL/動画流出/ベルトが..
2010/11/14 (日)

新聞記事でJALパイロットの話を読みました。

最近のこの手の論調は「会社を辞めたくても辞められない、行き場のないパイロットが頭を抱えている」という話が多いです。

記事によると、このパイロット氏 49歳で5年前に自宅を購入。ローン残高がまだ4500万円あるという。

あえて言わせてもらえば、5年前はもうJALがとっても危ない状態にあった頃です。
この時に、高額のローンを組めた事にも驚くけど、もう先が分かっているときによくローンで家を買ったなと思いました。
10年以上まえから、期末が近づく度に「この年度末は乗り越えられるか??」と噂されてきたJAL。
一時は、決算書を違法ギリギリまで細工し、見かけだけは利益が出ているようにしていたJAL。(今、ソフトバンクがまさにそうですが..)

パイロットとしてのプライドが高い方ならば、追い込まれる前に他社に移った方が良かったのではないかと思いました。
確かに人の命を預かる大切な仕事です。
しかし、その仕事も金額に換算されるのが資本主義というものです、残念ながら。

会社勤めの人も、のほほんとせずに常に自分に磨きをかけて、チャンスとみたら世界中どこへでも打って出る。
「日本が生き残る」という目で見たら、多分、それしかないと思います。

はぁ〜 今の若者世代が心配...

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漁船の動画流出事件。

あるマスコミが事前に動画をアップロードした人物を特定し、接触を試みていたという。

これが、自首のきっかけになったようです。周辺に手が及んできたので観念したのでしょう。
果たして、このマスコミの行動は正しかったのでしょうか?

時の権力と相対峙する事がマスコミの存在意義の一つだとするならば、私はこの犯人をあぶり出すかのようなマスコミの行動はいかがなものだったかと思います。

流出した映像を見て、果たしてこれが公開を控えるべきものだったのかどうか、映像から見て政府の判断はどうだったのか、これらをきちんと検証する事がマスコミの本来の役目ではないかと思うのです。

それを放って置いて犯人捜しをしてしまったマスコミ...
なんだか、情けない..

そもそも「流出」という言葉は否定的な意味で使われます。出るべきものではない物が流れ出てしまったという意味です。
政府や関係者は「流出」という言葉を使ってもいいでしょう。
けど、マスコミはどうでしょうか? やはり流出でいいのか、それとも別の言葉で表現した方がいいのかどうかきちんと考えているのでしょうか?

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オープンリールデッキ X-10Rの修理を続けています。

交換用ゴムベルトが簡単に手に入らないんですよ。
純正品は、基本的に手に入りません。ティアックが部品売りをしないので。(一筆入れたら売ってくれるという情報もありますが..)

幸い「譲ってあげるよ〜」という人が見つかりましたので、これでいってみます。ただ、純正ではないので品質は未知数です。

亜米利加あたりだと、こういうのを専門で売っているショップがあり、懐の深さというか人間の層の厚みを感じます。(ただ、品質はイマイチらしい...これも亜米利加的?)

ベルトが到着するまで、ボリュームの分解掃除とかヘッドの研磨とか、コンデンサの交換などなど出来るところは進めておく予定です。


 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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