TEACのカセットデッキを修理中です。

テープの速度がおかしく、音も高音が出ません。
テープの速度がおかしかったのは、速度調整用ボリュームの接触不良でした。
高音が出ないのは、ピンチローラの劣化。
ヘッドも片減りしています。調整したいですが、安いデッキですから調整しようがありません。

問題は電解コンデンサ。
破裂続出の台湾メーカーのものが全面的に使われています。
名付けて「爆弾コンデンサ」（笑）

このデッキでも、電源部のコンデンサが結構熱くなっています。
冬場の、しかも蓋をとっている状態でこんなに温度が上がるのはおかしいです。
もう、爆弾の導火線がだいぶ短くなってきているのかもしれません。
全ての電解コンデンサを老舗日本メーカーのものに交換しておきました。

昔の電解コンデンサはよく破裂したそうだけど、この問題って、古くて新しい問題だなぁ．．

さすがに私も本物は見た事がありませんが、大昔の電解コンデンサって、振ると中に液体が入っている音がしたとか．．
もちろん、そのタイプのは横にしてなんて使えません。