ワイン会/一等米と大型機械
2010/10/21 (木)

季節の変わり目...風邪っぽいのでワイン会は急遽出席取りやめにしました。
この状態で呑んだら、死にそうです。

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テレビなどで、たまに報じられていますが今年は米の品質が良くなくて、一等米の割合が極端に下がっている地域があるそうです。
香川とか神奈川県などは一等米の割合が一桁のパーセンテージしかないとか。
こめどころの新潟でも20%ありません。

原因は報じられている通り、夏が暑くなりすぎたためだとおもいますが、私は農業機械の大型化が拍車をかけているんではないかと思います。

収穫のコンバインは、効率を上げてくれます。
大きな田んぼを大型機械で処理すれば、そりゃ効率という観点からは具合が良いです。
でも、大型の機械は作業条件に大きく左右されます。
雨が少し降ったりすれば、もう作業できませんし乾くまで待たなくてはいけません。

米の品質を上げるには適期に収穫する必要がありますが、いくら関係機関が叫んでも大型機械がそれを許してくれません。だって、重たい機械はぬかった田んぼに入れないですから。

そんなわけで、今年の秋のようにチョコチョコと雨が降ると、刈り取り予定日相当過ぎてもなお、まだ刈れてない田んぼがあちこちに。
もう、穂先が白くなってきているんですけど..

実際に農作業に携わっている人は、いくら大型機械を多用すると適期に作業できる範囲が狭まる事を感じていると思うけど、どこから誰が先に言い出すか...

で、一等以外のお米が増えたらどうなるか?
ネット通販とか増えそうですね..すでにネット通販でお米はだいぶ値崩れしてますが、それに拍車がかかりそうです。

今年のお米は安そうです。
品質が全般的に良くない事、政府から補償が出るのでその分を値引きするべきと主張している業者が多い事が大きな原因のようです。

隣のおじさん、JAに頼んでコンバインで刈ってもらっていますが、雨が多かった為に刈り遅れで米の品質低下、湿田と言う事で割り増しの刈り取り料金、籾が湿気ているので乾燥料金も割り増し..散々だったとこぼしていました。自家用米じゃなければとうに作付け止めてますね、きっと。



 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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