2010/10/05 (火)
*ラ・フランスまだ在庫あります* 詳細は10/3の日記をご覧下さい。
ラフランスですが、この日記サイトをご覧の皆様からたくさんの注文を頂きました。本当にありがとうございます。 もちろん、お買い得な価格を設定したという面もあると思いますが、そのような事をした裏には次のような思いがあるんです。 インターネットでのやりとりというと何かと軽薄、無責任になりがちです。だって、実際に目にするのは字面だけでその向こう側に別の人間がいるという意識が自然と希薄になってしまいますからね。
そこで、少なくともこの日記をご覧の皆様とは実際に会ったり物をやりとりしあったりして、より実感の持てる交流にしたいという思いです。 そんなわけで、春のオフ会も毎年続けています。
さて、今日は空箱を並べて(すみません、箱は近所のスーパーでもらってきたものばかりです)洋梨を詰めていきました。 日常的にたくさんの出荷をしている農家なら、伝票作成もコンピュータ化しているのでしょうが、ウチは年に数回。 もちろん、作業は全部アナログです。
郵便局へ行ってゆうパックの伝票をもらってきて、全部手書き。振込用紙もしかり。 同梱する説明書は、さすがにプリンタで印刷しました。
送るついでに、友人にも発送しました。 しばしば、都会でしか手に入らないような超高級フルーツ(一房4000円のぶどう!)とか、高級なお菓子を送って下さる方が友人でいます。 その方にも、こんな時にこそお返しです。
農家仲間からも注文を頂きました。その方は野菜農家なので、果物の出荷はありません。 個人宅を中心に宅配で野菜を出荷しておられますが、たまには、お客さんに果物も..ということのようです。
梱包が終わって郵便局へ持ち込んだのは、午後になってから。 小さな郵便局なので、一度にたくさんのゆうパックを持ち込まれた相手も大変そうでした。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 偽造電子部品が世の中に随分広まっているようです。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20100308/213251/
似たような規格の品物の型式印刷だけ変えて..というものから、全く異なる規格のものをベースにしたものまでありとあらゆる偽物部品があるそうです。
それを組み込んだ電子機器が、最初から動かないならともかく、途中で急に動かなくなるとかいきなり煙を出すとかすれば、まことにやっかい。 偽物部品が使われた機器がテレビくらいならいいけど、放送、通信、防衛、医療、航空に使われる機器なら大変です。
「製品を出荷した後に、どうも特定の部品の故障が多い」ということで、その部品を取り出し、部品メーカーに解析依頼すると.. 「弊社の製品ではありません」 こんな回答があった日にゃ、購買担当も品質担当も真っ青です。
当然、こういった偽物部品の発信源は、あの国です。 実は今度、友人と偽物部品見学ツアーに行こうかとさえ相談しています。
画像は、そんな偽物部品の一つ。左が本物、右が偽物。 この手はわかりやす〜い偽物です。
このトランジスタは、オリジナルは1980年頃のものです。もちろん、今は生産されていません。 今一般的に売られている電化製品や、最近設計した電子機器に使われる事はなく、特定の熱狂的マニアが使うトランジスタです。 だからダマされる人はまず居ないと思いますが..
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 出荷作業の途中、薄型テレビが配達されてきました。 おまけでハードディスクを付けてもらいました(これで、どこの会社のテレビを買ったか分かりますね)
出荷作業が終わってからは、テレビの設置。 先ほど、ゆうパックを出した時に古いテレビのリサイクル料金も払ってきました。 アナログ放送の時も、UHFを受信していましたのでアンテナはそのまま使います。 だから、古いテレビを撤去して、新しいテレビを設置するだけ。 いとも簡単です。
何も問題無く、設置作業が終了しました。 テレビはバッチリ映ります。受信レベルは全チャンネルフルスケール。
VHSビデオもつないで、映してみます。いままで、ビデオの画質なんてこんなもんだと思っていたのですが、デジタル放送と瞬時に切り換えて見られるようにすると、ずっとひどく感じますね。
今までのテレビと同じメーカーのテレビですので、普通に見るだけなら以前のリモコンはそのまま使えます。 両親にとっては、使い慣れたリモコンの方が具合が良いようです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 夜は、山水のアンプの修理です。 劣化していそうな部品は、全部交換しました。(プリアンプ部は使う予定が全く無いので放置です) 終段バイアス回路の半固定抵抗器は、取り外したとたんにプラスチックが欠けました。もろくなっていたみたいです。 今度は、高信頼型の半固定抵抗に換えておきました。 多回転ポテンショメータも取り寄せたのですが、取り付け向きが悪く調整しにくくなるので止めました。
アイドリング電流も大雑把に調整して、一旦、特性を測ってみようと、測定器をつなぎ始めたときに...まてよ...
このアンプのスピーカー出力はバランス型なので、マイナス端子も筐体からは浮いています。
アンプの特性を測定するときは、オーディオアナライザの発振器出力から信号を入力して、アンプの出力を同じくオーディオアナライザの入力へつなぎます。
オーディオアナライザを通して、アンプの出力端子が接地されるんじゃないの??
このアンプのスピーカー出力は、バランス型ですからマイナス端子といえども接地してはいけません。接地すると、出力トランジスタが飛びます、多分。
オーディオアナライザの仕様を確認したら、発振器の部分とアナライザの入力とはグランドが分離されているようでした。 実際に測ってみてもそうなっていました。 ちょっと焦りました。
実際に歪を測ると、結構良い値が出ています。メーカー製ですから当然と言えば当然か.. さぁ、これでしばらく通電させて、もう一回アイドリング電流を調整してやりましょうか。
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