A級アンプ/志賀高原/アナログデバイセズ
2010/08/24 (火)

やっちまいました。

LUXKITのA504です。
これです。
http://blog.goo.ne.jp/kutakutanyan/e/65310efa88b4dde9901ae9221ca0d2b1
拾ってきてしまいました..

A級で60W+60Wの出力。
電源スイッチをいれるだけで、500W弱の電気ストーブに早変わり。
それくらい発熱するアンプです。

昔は、これをキットで発売していました。
部品を全部半田付けして組み立てたんですよ、ユーザーが。
メーカーもユーザーもパワーがありましたね。
価格は9万5千円位じゃなかったでしょうか。

今、A級60W+60Wのアンプを完成品で買ったら50〜60万円位するんじゃなかろうか..

そう思って調べたら同じくラックスマンのM−800Aという機種が、A級60W で価格は105万円でした。

1980〜90年代前半、今から見れば気合いの入ったオーディオ製品全盛期でした。

時は流れて、人々の興味が他へ(例えばコンピュータとか)に移るにつれ、オーディオ界は廃れていきます。

結果、チープで安いものと、感性とかいう数字で表しにくい部分に訴え、とてつもなく高額な製品に二極分化してしまいました。

人の興味が無くなると、ものごと、何でもそうなるみたいです。
今度は、車の番ではないでしょうか。

食べ物も同じです。
食べ物に対する人々の興味が薄れてくれば、チャチで安い食べ物か、なんだか得体の知れない食べ物を、高価な金額で買ってありがたがって食べる..そのどちらしか無い、みたいな二極分化が進みます。

最近、この日記にヘッドホンアンプがどうこう..と書いているばかりいるので「オタクにハマってますね」と言われる事があります。
が、オーディオ製品の歴史と食べ物の歴史は、意外に同じ道を歩んでいるのかもしれません。

自家発電だったら、どんなに電気を喰う電化製品も苦になりません。

A級アンプに比べたら、デジタルアンプなんて実にうまくネーミングしました。
もし、間違ってスイッチングアンプなんて名付けていたら売れなかったでしょう。

1970年代終わりに、確かソニーが初めて今で言うデジタルアンプを出した時に、全然売れなかったと聞きました。
何と呼んでいたのか知りませんが、まだ早すぎたのでしょう。
仮にそのときにデジタルアンプと名乗っても、売れなかったでしょうね、CDさえも発売されていない時代ですから。

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今日は、志賀高原へ出かけてきました。
天候が心配でしたが、雨には降られませんでした。

十数年ぶりの志賀高原です。いや、何年か前に一度、冬にスキーに行ったかな。猛吹雪でしたけど。
夏に行くのは十数年ぶりです。

賑わっていました。
まずは、渋峠へ..

ここは、日本の国道で標高が一番場所として有名です。
標高 2172mあります。
二番目は麦草峠で2127m。

さすがに涼しいです。
夏山リフトなどにも乗ってしまいました。

スキーを履いて乗るときと、靴で乗るときとではコツが違います。
冬でも仕事柄、長靴で乗っていますので大丈夫ですが..
私達の前に乗っていた中年女性二人組が、下りるときにコケそうになりました。
足が搬器にひっかかって、大きく揺れました。

そのまま草津まで下りて、昼ご飯を食べて、また渋峠を登って帰ってきました。

志賀高原は広くていいですが、大きなホテルがたくさん立っているだけで、小さなお店は全然ありません。
他の高原とは趣が異なります。
団体さんいらっしゃいって感じの高原で、風情は全く欠けますね。
あれだけたくさんの人が来るのだから、小じゃれた小さなカフェの1軒や2軒あっても良さそうですが、実際は、ホテル内のレストランやカフェテラス以外に飲食できる場所はほとんどありません。

高原に大きなホテルがいくつも建っている様は、バブルの遺産を感じさせます。

で、山から下ってきて日帰り温泉に入りました。
最初、まだらおの湯という温泉に行こうとしました。
道路を走っていたら「まだらおの湯 この先1km」という看板があったからです。
斑尾にはまだ遠い地区なのに、どうして「まだらおの湯」なんて名前を付けたのか不思議でした。

理由はすぐにわかりました。
矢印に従って右折すると、すぐに次の看板が現れました。
「まだらおの湯 この先10km」
交差点を曲がっただけで、一気に9kmも遠のきました...
10km先なら、確かにもう斑尾と呼んでもいい地域です。

そこまで行く時間が無かったので引き返しました。
最初の看板は、やはり「この先1km」となってました。
どうやら看板にゼロを書き忘れたようです。

そして夜は、隠れ家的レストランで夕食。フレンチです。客は私達だけ。
日本人によく合いそうな、あっさり目のフレンチでした。
その好き嫌いはありますが、好みが合えばコストパフォーマンスは非常に良いと思いました。

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アナログデバイセズ社からメールが来ました。
「注文のあったICを送ったよ。フィリピンから送ったからね」との事です。
来月早々には到着しそうです。
でも、ICが到着してもQFP100ピンの変換基板がまだ手元にありません。

画像1 日本の国道で標高が一番高い渋峠 2172m
画像2 日本の国道で標高が二番目に高い麦草峠 2127m
画像3 夏山リフト

*標高の一番高い国道
http://www.dc.ogb.go.jp/road/michiarekore/kurashimichi/zatugaku/suchi/suchi11.html

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ohyakusyou2001の地産地消日記
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