2010/08/23 (月)
全然雨が降らないので、洋梨畑に水をやりました。 水やりといっても至極単純です。 脇の水路からポンプで水を汲み上げて、ホースで畑に撒くだけ。
ホースの径が2インチですから50mm位あります。 これで、どんどんと畑に水を流し込んでいきます。 もちろん、ホースは手では持ちません。地面に置いておいて、時々、移動させるだけです。
乾燥で地面がひび割れています。 そのひびの中に水が流れ込んでいきます。 やがて、ぷくぷくと空気が上がってきます。ひびを伝って地中まで水が浸透しているのでしょう。
他所の農家が収穫した洋梨を見ましたが、やはりみなさん全体的に小玉です。 干ばつが効いているようです。 こんな時に、大玉をガンガン出荷できたら利益が上がるのでしょう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今までは、セレクターの中の一機能として、ヘッドホンアンプを製作してきました。
でも、あんまり音が良いのでヘッドホンアンプ単体として独立した装置を作る事にしました。 セレクターの完成は、まだまだ先になりそうですから。
で、ヘッドホンアンプ単体として作るとなると、更に欲が出てきました。
で、もう一個ユニットを作るのをいいことに、設計も手直しして更にパワーアップを図ることにしました。 主な変更点は次の通りです。
1.汎用オペアンプからオーディオ用オペアンプへの変更 2.出力アップ
今まではNJM4556という汎用オペアンプを使ってきました。出力電流の関係でこれしか使えなかったのです。 設計変更により、使えるオペアンプ自由度が増したためにNJM2114という、一応、オーディオ用に設計されたオペアンプが使えるようになりました。
今までも十分に良い音で鳴っていると思うのですが、できればもう少し、馬力はそのままで高域に透明感というか静寂感が欲しいです。 NJM4556とNJM2114では、スルーレイトが相当異なります。 スルーレイトが異なると、高音に差が出るとよく聞きますが、実際のところどうなんでしょうか?
それと、出力をアップさせました。 今までは32オームのヘッドホンで1200mW+1200mW、120オームのヘッドホン(要はAKGですが)で500mW+500mW程度の出力が得られていました。
これを今回、それぞれのインピーダンスの時に出力、3100mW+3100mW 1000mW+1000mWに増しました。 と書くと、いかにも、もう出来上がったかのように見えますが、実際はまだこれから製作です。 設計上は..という事です。
ヘッドホンで3Wなんて要らないんじゃない??
確かに要らないと思います。 でも、いいんです。こういうところに贅沢できるのが、自分で製作できるメリットなんです。 同じ、音量でも出力20mWのヘッドホンアンプと、3000mWのヘッドホンアンプで鳴り方がどれくらい違う物なのか、楽しみってもんです。 理屈からいくと、出力20mW位のヘッドホンアンプじゃCDの音を正確に再現できないハズなんですどね。
CDが世の中に出た時に、ダイナミックレンジの観点から「パワーアンプの出力はいったいどれくらい必要か?」という事が随分論議されました。 今は、そんな話も全く聞きませんね.. もっとも、CDのダイナミックレンジが大きいからといって、生楽器の音そのままのダイナミックレンジで録音されたら、聞きにくくってしょうがありませんが..
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