2010/08/22 (日)
本日より、洋梨の収穫が始まりました。 先日、袋をかけたばかりだと思ったのに、もう収穫開始です。 早生品種だから早いというのと、果物は時間がかかるという先入観が思ったより早いという印象を作っているようです。
さて、同じ農産物でも野菜と果物は相当に事情が違います。
野菜は、手早く作ってどんどん出荷、畑を回して効率生産..という感じですが(あくまでも工業製品的な効率重視の生産の場合)果物は作り上げていくという感じです。
ものごとにこだわる事が多い、私の場合、意外に果物の方が性に合っているかも知れません。
で、この果物は野菜以上に規格間の差別が激しい。
上等な等級になれば、1玉300円、下位等級だと1玉20〜30円のクズ扱い。
野菜よりは確実に手のかけ方が等級に反映されます。 手をかけると良いものができる..もちろん、野菜もそうなのですが、その度合いが顕著です。
つまり、なるべく手をかけて上位等級を狙う事が儲けを大きくするポイントになります。
この夏のように野菜が品薄になると、よく「規格外の野菜を流通させて需給状況を緩和させては..」という話が出ます。 実際に、スーパーによってはそれを行っています。
出荷されないものは、畑で単に捨てられている事が多いですから、食べ物という観点から見ると「もったいない」という意識はとてもまっとうな事と思います。
でも、この考え、あまりにも都合が良すぎるんですよね。
「食べ物は大切だ、食べられるのに捨てるなんてもったいない..」と言いつつも、実際には店頭で「キズものなんでしょ? 規格外なんでしょ? だったらもっと安くしなさいよ、オラぁ」みたいな。 食べ物の尊厳はどこへ行った?
規格外農産物の価格の低減分が、生産の手間を減らした分に見合えばいいんですが、実際はそうではありません。 規格外の野菜を作るといっても、種も肥料も同じですし、除草の手間も収穫の手間も全く同じ。
規格にのっとった品物がそこそこで売れるからこそ「まぁいいや」という感覚でできるハネ出し価格なんですよね。
だからハネ出しだからいいやといって、安易に規格外の農産物を人にホイホイとあげちゃう農家には、私は全く同意できません。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 久しぶりに邦楽のCDを買いました。 しかも、通販じゃなくてCDショップで。
CDが売れないと言います。 まぁ、そうでしょうね、1曲しか入ってないシングルCDにカラオケだの、別バージョンで水増しさせて4曲入りにして1000円以上じゃ、買いませんってこのご時世。
でも、音楽が売れてない訳ではないのでしょう。 単にCDという媒体が売れてないんでしょうね。
書棚の間を歩いて、目に付いた本を手にとってパラパラと立ち読み..こういうのを楽しむ人がいる限り、本屋は無くなりません。
CDショップも同じように気軽に試聴が出来れば、もっと通販とは違う楽しみ方ができるのに。
以前、銀座のヤマハでCDを買った時に、CDジャケットのバーコードを読み取らせるだけで簡単に試聴ができる機械がありました。棚からあれこれ引っ張り出して、たくさん試聴しました。 ハワイのボーダースにもありましたっけ。
あの機械、どうしてCDショップにもっと気軽に置いてくれないのでしょうか?
業界を挙げて取り組んでいるようにも見えないですから、やはりCDは業界自体からも見放されつつあるメディアなんでしょうか。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1S1588という、東芝製のダイオードがあります。 すでに、廃番となっていて製造していないと思います。
以前は、これ、自作派にはよく使われる、ごくごくありふれたダイオードでした。 電源回路以外でダイオードが必要になったときは、とりあえずコレを使っとけ..みたいに。 アキバへ行くと100本500〜600円で売っていました。
でも、今、以前はありふれていたこのダイオードがとても貴重なんだそうです。 で、高値が付いています。
原因は、やはりオーディオです。 ある大先生が、このダイオードを強く勧めているらしいです。
まだ、手元にたくさんあるからと、私もちょっとした実験などにバンバンと使っています。 そんなに良い値なら、オクで売るか?(笑
似たような人がいた.. http://blog.goo.ne.jp/fiattempra/e/23582c274f91b583b06f5f1ef5c14dd8
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