2010/08/02 (月)
さぁ、昨晩試作で組んだヘッドフォンアンプの試聴です。 特性的には問題無いことまで確認してあります。
また、片チャンネルだけの試聴ですが、以下の2つの据え置き型CDプレーヤのヘッドフォン端子と聞き比べました。 使用したヘッドフォンは、能率が低くて鳴らしにくい事で有名なAKGのヘッドフォン(インピーダンス120オーム)です。
1.A&Dの20年位前の機種 全体的に、パワーを感じさせる音です。高音に特徴があります。内部のヘッドフォンアンプはディスクリート回路で組んであります。
2.TEACの最新機種 ライン出力で聴くと、今時のプレーヤらしく綺麗でスムースな音です。 ヘッドフォン出力で聴くと、明らかに1の機種より躍動感は劣ります。平べったい音楽になってしまい、リズミカルな曲だったら、この音ではのれません。
仮組したヘッドフォンアンプは、明らかに2の機種よりは明らかに音楽のリズムや躍動感を感じます。 しかし、1の機種よりは明らかに劣ります。 やや、つまり気味、テンパって鳴っているという感じがしました。 1だと音と音の一瞬の隙間に静寂感が見えますが、それがありません。惰性で何かの音が出ているという感じです。 オペアンプだと、こういう感じになっちゃうのかなぁ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 入手したいICが手に入りません。 知っているところや、インターネットで検索した販売店、商社は全てが入手不可、在庫無しとの返事。 昨年9月発売のICで、メーカー発表によると月産10万個らしいけど、いったいどこへ消えているのだろうか?? どのオーディオセットにも必ず使うという部品じゃないし、使ったとしても1セットに1個なんだけど。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今度は、オペアンプ+出力トランジスタ方式でヘッドフォンアンプを仮組みしました、 出力のとれるトランジスタを持ってないので、小さなトランジスタを並列に五つも接続して使いました。 これは、明日の朝、早速試聴します。
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