2010/07/12 (月)
昨日の続き...
新しく作るデジタルアンプの放熱板とケースを入手するためにハードオフへ行きました。
ハードオフというのは、チェーン展開しているリサイクルショップの名前です。 電化製品や楽器、自転車やゲーム機、ゲームソフトなどを扱っています。
ハードオフには、もちろん普通に動く中古の電化製品も売られていますが、故障したりして動かないもの、難があるものが「ジャンク品」として売られています。 当然、不動品ですから安く売られています。
で、その安い不動品のアンプを買ってきて放熱板やケースだけでも利用しようという魂胆です。
早速、店を訪れて物色。 すると、ちょうど手頃なジャンクのアンプがありました。 ビクターの製品ですが、ジャンク品ということでたったの800円です。
ケースの大きさも程よく、中をのぞき込むと大きな放熱板とトランスがついています。 大きな出力のアンプなのでしょう。 うまくいけば、放熱板とケースだけでなくトランスも使えるかもしれません。 トランスも、まともに買うと結構高いものです。
早速、家に持って帰り蓋を開けてみます。 見た目には、何が故障しているかは分かりません。 このアンプの中身を全部取り出して内部をからっぽにして、代わりに新しく作ったデジタルアンプを組み込みます。 もちろん、放熱板やボリュームなど使えるものはそのまま使います。
と...その前に「ハードオフではどんな状態の品をジャンク品としているのかな?」と興味が湧きました。 商品の説明には「電源は入りますが動きません」としか書かれていません。
分解するまえに、ちょっと動かしてみます。 少なくとも、電源部に焦げた跡とか出力トランジスタが飛んでいる様子は見受けられません。
で、早速電源を入れると...おっ、なんかちょっと手を入れれば動きそう...
そう思ったら気持ちは完全に修理モードへ。 で、気がついたら修理しちゃいました。
修理箇所は、ボリュームが破損していたので取り外して修復、基板の半田付けが数カ所クラック入ってました。 半田付けがなっとらんです。
調べてみると出力が120Wも出るみたいのので、当初組み込もうとしていたデジタルアンプより大きい。
計画を変更して、このまま使っちゃいます。 とはいえ、ちょっと試したらさすがにこのまんまじゃ大きな出力を連続して取り出すのは厳しそうなので、何か対策が必要そう.. 使われているトランジスタを調べてみても、120Wってのはかなり背伸びした数字のようです。ごく瞬間的には行けるかも?? って位の数字。 (家電の世界ではスペックの見栄えを良くするために、これくらいは当たり前?) やっぱり、家庭用アンプじゃ無理か..って気も少し。 でもやっぱり、無理を承知で使うっきゃないか..
あと、色々やっていて気がついた事。 この地域は、かなりAMラジオの電波が強いようです。 シールドを外したりすると、ミキサーからラジオ放送が聞こえたりします。 春に買ったCDプレーヤは、どうもジッターがかなり多いようです。 以前のは綺麗なものでした。 今のは、CDのくせにピッチコントローラが付いているから、これがジッターの原因になっているのかな..
画像は800円で買ってきたアンプ
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