正直者がバカを見る/天然モノは安全なのか?/携帯メールは...
2010/04/03 (土)

さて、JAS有機栽培について。

先日来、珍しくマジメに色々調べているのだけど、実務面ではまだまだ分からない事だらけだ。
正直、こういう手の事を調べるにはインターネットは役に立たない。
どこからか安易に引き写してきた文章しか出てない。

って、ことで認証マニュアルなるものを大枚はたいて購入する事にした。これで、勉強してみて分からないことが出てきたら、発行元の認証機関に訊ねてみようと思っている。
ただ、自身はJAS有機認証を受けるつもりは無い。
あくまでも自身の勉強の為。

私自身は、JAS有機認証制度は大きな欠陥がある..というか、基本的な考えがまるでなってない制度だと思っている。しかし、法は法である。

で、色々調べていたら下のサイトがヒットした。
「イチゴの高設(土耕)有機栽培」だそうだ。
http://www.d2.dion.ne.jp/~n_ushida/kodawari.html

苦土石灰、過リン酸石灰、高度化成ロング肥料、ベルクート、モスピラン、アミスター、ノーモルト、トリフミン。

これだけ使いながら「有機栽培」を名乗っている。
しかも「化成肥料は一切使いません」だと。
過リン酸石灰や高度化成ロング肥料は、明らかに化成肥料だと思うのだが..
ベルクートやモスピラン、アミスターって、化学農薬だが、いつから有機栽培で使えるようになったのか...
これだけ、図々しい人は珍しい。

この人の趣味は海外旅行だそうだけど、これくらいやらないと金儲けはできないって事か。
マジメにやって、認証料払っている農家がバカをみるなぁ。

きちんとした農家ほど「有機」という言葉を注意深く使うし、きちんとした消費者ほど「有機」という言葉をむやみに鵜呑みにしない。

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最近読んだ本。

書籍 天然モノは安全なのか?

以前、この日記で他の方が取り上げておられた書籍「本当は危ない有機野菜」を借りようと、近所の図書館に行ったけど目的の本が無かった。
代わりに「天然モノ..」を借りてきた。
題名はともかく、副題の「有機野菜やハーブもあぶない」は、本の内容からするといただけない。
書店で手にとってもらえるように、安易に時代錯誤的な副題を付けた感が否めない。

本の内容は、科学的な知見に基づいて種々の物質について危険性を評価したもの。
ひとくくりに簡単に言ってしまうと、どんな物質でも量によっては毒になり得る。しかし、適切な量を使用・摂取すると生命・健康維持・病気の治療に役立つ物質も多い..という、まことにありふれてインパクトの無い表現しかできない。

でも、現実はそうなのだ。
しかし、人々は「***は危ない!」と言ったたぐいのゴシップ的なものに惹かれる。

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さて、携帯電話について。
必要があって、携帯電話にあててメールしなくてはいけないことがしばしばある。
がっ、一言で言うと「ケータイのメールは使えね〜〜!」というのが、昨今の感想。

何が使えないかと言うと、届かないのだ。
セキュリティだか、なんだか知らないが、相手に届いてもないし不達のメッセージが送られてくる訳でもない。
で「メールが届かない」と怒られる。

セキュリティをかけるのは受信者の勝手である。
そのアドレスにメールを寄越せと言われたから送ったまでのことだ。
相手がインターネットからのメールを受信拒否しているかどうかまでは、そんな事こっちが知った事ではない。

スパムメールを削除する手間と、必要なメールが届かない可能性を天秤にかけて、どっちをとるか受信者側で判断してくれい。
間違っても「セキュリティで引っかかってメールが戻ってくるから、解除して下さい」なんて親切に電話で連絡してやることは無い、私は。



 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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