2010/03/23 (火)
メガネの安売り店が大繁盛だそうだ。
昨年、この日記にメガネの原価なんて数百円じゃないの? と書いたが、以下の記事中には、フレーム 450円、国内大手のレンズが2枚一組で450円 との記述がある。 締めて900円。
http://diamond.jp/series/closeup/10_03_27_001/
これを一万円を超える値段で売っている訳だから、眼鏡屋はボロ儲け...
な訳はなくて、大半は人件費や在庫にかかる経費で消えてしまっているのだろう。 ということは、人件費や在庫を減らせば、ボロ儲けになる訳だ。
で、そういう店が実際に出てきて、既存の眼鏡店(チェーン店ですらも)押されているという。
なんで、既存のチェーン店はそういう売り方をしなかったのか不思議なくらいだ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 肥料をやらないとどうなるのか?
土の専門家じゃないから、難しい訳だけどちょっと考えてみる。
窒素については徐々に不足していくと思う。作物に吸収され、あるいは雨水などで流されて土から無くなっていく。 作物の収穫部位以外を土に還せば、ある程度無くなっていく速度は抑えられるかもしれない。 また、窒素固定菌が空気中の窒素を固定してくれるだろうが、量はあまり期待できないだろうな。
カリとリンについては、本来、土中に含まれているので植物が根から酸を出すなどして、何とか吸い上げようとするのではなかろうか。 でも、これも限界があるのでやがて無くなっていくだろう。 ただ、時間的なスパンが分からない。この変化が数年で起きるのか十年以上かかるような大きな変化なのか。
あと、雑草の生え方などもポイントかもしれない。 雑草が繁茂して土中の養分を吸ってくれれば、少なくともその間は降雨による養分の容脱をまぬがれる事ができる。
それに、地中深くまで根を張る雑草があれば、さらに有効で、容脱しかけている養分を吸い上げて地表近くに戻してくれるかもしれない。 ただし、雑草の地上部を圃場の外に運び出さない事が前提。
いずれにせよ、養分は徐々に失われていく。時間的なスパンは分からないけど。
ただ、参考になりそうなデータがあった。 麦を50年間三大要素無肥料で作った場合のデータ。
堆肥と三大要素を施用して50年作付けた麦畑の50年目の収量を100とすると、50年間、堆肥も三大要素も施用しなかった畑の50年目の収量は、たったの18。 堆肥のみ750Kg/10a(成分量にしてN=2.6Kg P=0.98Kg K=4.6Kg)を毎年投入した畑の収量は32だったそうだ。
この試験は、現在、尚、継続中だそうだけど、研究者の根気の良さには実に頭が下がる思いだ。
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