2009/12/02 (水)
某イタリアンレストランで夕食。 「こんなところに本当にお店があるの?」 という立地条件。
ところが、このお店がおいしい。 超人気店というので一ヶ月前に予約しておいた。
訪れてみたら、自分たちのほかにもう二組お客さんがいただけ。 一組はおば様四人グループ。もう一組は若い男性が一人で食事。
さて、こんな入り具合だったけど、料理はおいしかった。 こりゃ、流行るなぁ..と素直に思った。 でも今日は、どういうわけか客の入りがよくないらしい。 年末年始を控えて、みな、財布の紐を締めているのだろうか。
次の料理が来るまでの間、スタッフがワインを開栓しているところを何気なく見ていた。 このワインは別の客が注文したもの。
コルクを抜いて、その香りを嗅いで、やや小首を傾げたスタッフは小さな器にワインを注ぎ口に運んだ。 で、栓を抜いたばかりのワインを客に出さずにどこかへ持っていった。 と思ったら、同じワインの未開栓のものを持ってきて、またコルクを抜いた。
ブショネ...
注文した客もその行動に気がついたようで「ブショネですか?」と訊ねていた。 「イタリアから直接取り寄せたのに、こういったものがあるとちょっと悲しいですね」とスタッフは言った。
よほど酷かったのかどうかわからないけど、知らん顔して出しちゃう(あるいは本当に気がつかずに出しちゃう?)店もあると聞いていたので、結構、珍しい場面をみたのかもしれない。
この店のオーナーは大変まじめで謙虚な方だと、ネットであちこち書かれている。 お会いして少し話をしたけど、確かにそのとおりかもしれないと思った。 立地は少々不便だけど、料理と値段のバランスを考えたらいいお店だと思った。 いささか不便な場所にあるのも、家賃にお金をかけずに、その分、料理にコストをかけようと考えたのかもしれない。
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今日、こうなって..
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その後、こうして...
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そして、こういう状態.. 今タダ飯を喰らってます
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