2009/11/19 (木)
朝、随分と冷えた。 白菜は外側だけでなく、かなり中まで凍っていた。 キャベツも、ブロッコリも凍った。不織布をかけておいてもこれだ。
小屋に保存してある芋類も凍ってしまいそうで心配だ。
寒くて、なかなか作業がはかどらない。 あっという間に手がかじかむ。 足が冷たくなる。 年をとると、冷え方が激しくなるなぁ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 興味深いニュース... 「[大分大山町農協]直売所出荷者に圧力 公取委が排除命令へ」 http://news.livedoor.com/article/detail/4457420/
公正取引委員会も、このような細かい点まで仕切っていて本当にご苦労様と言いたくなる。
記事を読む限りでは、田舎に住んでいると「まぁ、よくある話なんだろうな」という印象は否めない。 記事中に公正取引委員会の見解として「背景に独禁法に対する農協側の理解不足があると分析」とあるけど、かなり言葉の角を丸めているなぁ..という気はする。 実際は「理解不足」なんて生やさしい状態ではなさそうである、色々な人の話を聞くと。
さて、ここに限らず直売所が各地で大賑わいだそうだが、その一方で過当競争を警戒する声もある。 この農協の対応も、この競争を警戒するあまりに..という事だったのかもしれない。
改めて見てみると、そこそこのスーパーにはたいてい地場農産物の直売コーナーはあるし、直売所自体もあちこちに出来ている。 確かに、過当競争の懸念もあるかもしれない。
でも、誰が懸念するのだろうか? 直売所へ出荷する農家は、スーパーへ製品を納入するメーカーとは違う。
食品メーカーがあるチェーンスーパーへの納入を取りやめたら被害が大きいが、農家が直売所へ出荷を止めたところで、たいてはそんなに大きな被害にならないのだ。 直売所だけで食っている農家はほとんど無い。 直売所が林立しているなら尚更、店が一軒がつぶれたら別の店に出せば良い。 お客が来ない直売所に無理して出荷する必要は無い。
そのような点から、直売所は店へ買いに来るお客さんからだけ競争を迫られているだけでなく、品物を出荷する農家からも競争を迫られている。
そういう意味では、直売所の経営は普通の小売店とは違った難しさがあると思う。
直売所運営者は過当競争を怖がる前に、直売所とは本来、どういうあり方をすべきか、基本に立ち返って考えるべきだと思う。 そうすると、どのような直売所が生き残っていけるのか、おのずから答えが見えてくると思うのだがいかがだろうか?
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