熱が冷めてきた? 学校給食における地元野菜利用/インフルエンザ
2009/11/10 (火)

以前から傾向は見えていたけど、このところますます顕著になった学校給食における地元野菜の利用の沈滞化。

学校給食における地元野菜の利用については、元来、相反する部分があるのだ。

学校給食は、前の月に翌月の献立が決まる。
つまり、当日、確実に野菜が納入される事を前提としている。
注文が来てから種を蒔いたって、当然、間に合うわけがないから、注文に応じられる農家はおのずから、その作物を一定規模継続して栽培し、かつ他への販売先を持っているところに限られる。

学校給食は、当日、その日に子供が食べる量だから、一種類の野菜についていえば、その納入量はわずかである。

前の条件を満たす農家からしてみれば、朝、出荷の忙しい時にわざわざ何キログラムかを届けるのは、実に効率が悪いのである。

小さな農家なら、そういった売り先でもありがたいと思うかもしれない。
でも、そのような農家は、たいがい特定の作物の注文をいつでも受けられるように、継続して栽培している事は少ない。
ある作物についていえば、あったりなかったりするのが普通だ。

学校給食へ出荷する事は確かに、市場へ出荷するよりは多少、単価的には魅力があるかもしれない。
しかし、注文量が少ないので僅かな単価高ではトータルして考えると魅力が無いのだ。

だから、安定した供給能力がある農家ほど学校給食には見向きをしないという状況となる。

小さい農家についてみればどうだろうか?
仮に、畑に注文に応じられるだけの作物があったとしても、無条件に注文を受けるわけにはいかない事情があることがある。

作付け量が少ないので給食の注文を受けてしまうと、その農家の他のお客さんへの供給へ影響が出る、また、給食向けの単価が安いなど。

学校給食への地元野菜利用について、段々と農家側の熱が冷めてくるのは、このような事情がジワジワと効いてきているのだと私は思う。

では、どうしたら良いか?

以前にも書いたけど、これを補うのが学校側の熱意である。
通常の商取引では得難い何かを、学校と農家との間で作る事ができるか、これがポイントだと私は思う。

農家を単なる「野菜を納めてくれる一業者」とだけ扱うと、学校給食への地元野菜の利用はなかなか定着しない。

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学校より、給食向け野菜の数量変更の連絡が立て続けにはいる。
インフルエンザで学級閉鎖だと..

こんな田舎にもインフルエンザの波がやってきた。

従来のインフルエンザワクチンも不足。
病院によってはもう、品切れになっているとか。

かくなる私も、この先しばらくはインフルエンザを恐れてできるだけ外出を控えようと思う。

インフルエンザにかかって、旅行が中止になったらキャンセル料が痛いだけでなく、一緒に行く予定の人にも大変な迷惑がかかる。みんなとても楽しみにしているのだ。
そんなわけで、折角の英会話教室も自粛。

毎日、手洗いとうがいを欠かさない。

さっき、ケンコーコムを見たら、うがい薬 600ml 2000円以上って何!!
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売れるときは高く売る...商売人の鏡だなぁ(笑)
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ohyakusyou2001の地産地消日記
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