2009/08/31 (月)
特定の人をあげつらっての批判は今までココではしていないと思うのだが...
でも、今日は言わせてもらおう。 ズバリ、コレである。 所得補償で農家は強くならない
うーん、一言で言うと「ネットや書籍、各種データで調べたらこういうことが言えます」という記事である。
とうてい、実際に現場に足を運んで自らの目で見た記事とは思えないのである。
一言で言えば、こういうことだ。 「税金は安い方がいいですね」 「そうですね〜」
当たり前である。 税金は誰だって安い方が良い。
だけど、そうはできない理由があって、それをどうするか、どう効率的に、効果的に使うかを論じるのが専門家の仕事だ。
「農地は大規模化した方が効率的ですよね」 「そうですね〜」
当たり前である。誰だって分かる。
問題は、農家の意識がどうこうとか、行政がどうこうとかそういうことではないのだ。 日本の地形・風土に根本がある。
10アールの田んぼを1000枚集めて100ha。これだけ集約化すれば、ものすごく効率的な生産ができる...訳がないのだ。
どうも、数字の上だけでつじつま合わせで論じている輩が多すぎる。
どうか自分で10アールの水田を1000枚集めて、効率的な農業をやってみておくれ。
データと人間の都合だけで考えず、実際に地形や気候などの農業をとりまく自然環境を見据えた論議をしておくれよ。 補助金が欲しいとかそういう事を言っているのでは断じてない。
条件が違いすぎるのに、米国やオーストラリアの方法をそのまま当てはめるのには、あまりにも無理がありませんか? と申し上げたい次第。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今日は、出荷を終えたら久々の休み。 三週間ぶり? それとももっと?
このところ、雨が本当になくてレタスがうまく玉になってくれなくて困っていた。まるでリーフレタスのよう。 適度な雨だけなら、台風でもウェルカム状態。
雨がなくて、まとまっていないパサパサの葉っぱのレタス。 ここに雨が降ると、まるで手品を見ているかのように、一気にパパパッとまとまって玉になるから不思議なんだよね。 ホント、一日で様相があっという間に変わるもの。
|