2009/01/13 (火)
新幹線にはどうしてシートベルトが付いていないのだろう?
新幹線に乗ることは年に1,2度しかないけど、いつも不思議に思う。
確かに新幹線は過去に大規模な死亡事故を起こしていない。 脱線や衝突で乗客が死んだ事はない。
これは、ひとゆえに日本の優れた技術によるものだろうか? それとも、関係者の日頃の努力の成果だろうか? あるいは、その両方だろうか?
確かに、そのどちらも安全運行には欠かせない。 しかし、私から言わせてもらうと、その答えでは100点満点中50点。
技術の成果や関係者の努力だけでは、安全運行は実現できない。何より世の中が平和でないと安全運行はままならない。
昔はたしかに、新幹線に爆弾をしかけるなんて大それた奴の事はあまり真面目に考えなくて良かったかもしれない。 が、今は何が起こってもおかしくない時代。 新幹線だけが、いつまでもそういった事件に巻き込まれないという保証はどこにもない。
テロリストが大量殺戮を行おうと思ったら、警備が厳しい飛行機に爆発物をしかけるより、時速300Kmで走っている新幹線に盗んできた大型自動車をぶつける方が恐らく簡単である。
そう考えると、今の新幹線はあまりにも無防備じゃないだろうか。 手荷物の検査も無い、軌道にはいとも簡単に入る事ができる、高架下だったら誰でも簡単に入れてしまう。 あの速度で走る乗り物に、立って乗る事が許されている。
もちろん、単にシートベルトを付けたって時速300kmで走っているところへ何かが衝突して脱線転覆したら、車体はバラバラになるだろうから、シートベルトは役に立たないであろう。
要はバランスの問題である。 昔は確かに、極めて低い可能性で起きる事故のために膨大な費用をかけて、かつ、乗客に不便をかけて対策する事は無かった。 事故が発生する確率に対して、対策に要するエネルギーが大きすぎたわけ。 だけど、今の時代、事故が発生する確率がかなり上昇してきたのではないだろうか。 そろそろ、今一度、バランスを見直す時期ではなかろうか...そんな気がする。
どうも近いうちに、大きな不幸が新幹線を襲う気がしてならない...
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今日のスキー場...寒い! めっちゃ寒い! 最高気温−6℃位 プラス ビュービューと強風。 いや〜 すごい日だわ〜
お客さんもごくわずか。さすがに寒くて、皆、休み休み滑っている様子。 この寒さじゃ、一生懸命滑ってもリフトの上で体が冷えるものね。
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