天気予報の功罪
2009/01/10 (土)

天気予報とは実に便利な物です。
天気予報のおかげで台風の被害が未然に防げます。
天気予報のおかげで農作業の段取りもたてやすくなります。

でも、その天気予報で迷惑を被る事もあります。
今がそうです。
天気予報で大雪に警戒せよ..と言っています。
長野県は大雪だ..そう天気予報が言うと、スキー場の客足が途絶えます。
みなさん、雪を警戒して来ないのです。

でも、長野県と言っても広うございます。
天気予報で言っている長野県の天気は正確には長野市の天気です。
そして長野市は、長野県の北の端っこの方にあります。
冬だから、北の方は天気が悪いです。
そんなところの天気を代表して「長野県は大雪」なんて言われたら、ピーカンのこちらのスキー場はたまったものじゃありません。

私の住んでいる場所は、この時期は東京の天気予報に近い事が多いです。
東京で晴れるといえば、まず、こちらでも晴れると思って良いです。

でも、都会でテレビを見ている人はそんな事は分かりません。
「長野県では大雪に注意」と言えば、長野県が隅々まで大雪が降ると思ってしまいます。

そもそも、天気は行政区単位で区切れるものではありません。
だから、行政区単位で天気を発表する事がおかしい。

今度から、天気予報でこんないいかたをしてくれないでしょうか?
「明日の晴れの区域は、東京を中心として北は日光あたりあたりまで、長野県は松本付近まで、西は名古屋あたりまでです」
そうすれば、明日、日光に行こうと思った人も軽井沢へ行こうと思った人も目的地の天気がスッキリ分かるではないですか。

どうですか、気象庁さん?

 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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