2008/11/17 (月)
二日、続けて友人達を案内して歩き、少々お疲れ。 別に大した事はしていないのだが、慣れない事をしたからね。
午前中、まだ畑が湿っている事をいい事に休み。 午後は、レストラン畑の片付け作業。 まだ残っていたナス、ピーマン畝のマルチを剥がして、防草シートを剥がして、カボチャの防草シートを剥がして。 トマトの支柱を片付け始めたところで夕暮れ。
2,3日したらとても寒くなるというので、ぼちぼち軽トラのタイヤを冬用へ交換しておくか。 とりあえず、今日は一台だけ交換。 タイヤを交換して、空気圧をチェックして。
一台、作業を終えたらもう、薄暗い。日暮れが本当に早くなったものだ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2A3ppアンプのオーバーホール。 結局、出力管のフィラメントの電源を定電圧回路に変更した。 ラッシュカレント対策として、フィラメントにかかる電圧を徐々に上げていくソフトスタート回路も組み込んだ。 ただ、整流管が立ち上がる前には出力管が立ち上がっていないと、過大な電圧が整流管にかかるので、あまりのんびりと電圧を上げるわけにいかない。
かといって、急いで電圧を上げるとラッシュカレント対策の効果が薄れてしまう。 だから電流と時間を計りながら、カットアンドトライで定数決定。
定電圧回路への変更も済んで、早速試験。 電源を入れると、徐々に電圧が上がって行く。 1.7V、2.0V、2.3V..2.5Vで止まるはず...が、2.7V、2.9V.. 慌てて電源を切る。フィラメントの定格は2.5Vである。 (もちろん、テスト用の真空管が差してあるのだけど)
うーん、理由が分からん...何遍見ても「さっぱり分からん..」(どこかのドラマの誰か風?)
目が疲れてきたので、あっさり休憩。 で、再び見直す...と...取り付けてある抵抗の値が違っていた... 5.6オームを付けなくちゃいけないところに56オーム。 これでは、設定した電圧が出る訳はない。 こんなのを間違えるなんて、俺も焼きが回ったな..
抵抗器を取り替えたら、動作はok。 借り配線を本チャン配線にして、シャーシに組み込んだ。
最終的な残留ノイズは、Rchが0.19mVrms、Lchが0.32mVrmsとなった。 Lchがやはり少し大きい。これは電源部からの誘導。 どちらのチャンネルも、この状態で一番ハム源となっているのは、カップリングコンデンサ。 カップリングコンデンサが電源ハムの誘導を受けている。 シャーシに密着させて誘導の影響を少なくしてだいぶ減らしたが、取り切れない。 こういう視点では、コンデンサの銘柄を選んでないし、シャーシの構造からシールドを入れるのも難しいので、今回はこのあたりで妥協することとしよう。
構想時に部品の配置をもっと練ったり、コンデンサの銘柄を選んだりすれば、あるいはもっとハムが低減できるかもしれない。 これは、次のアンプを作るときの課題。
今の残留ノイズでも、Lchが耳をスピーカーに押し当てて、周りが静かならかすかにハムが聞こえるという程度。 Rchはスピーカーに耳を押し当ててもハムは聞こえない。
これにて、2A3ppのオーバーホールは終了。 シャーシの裏にマジックペンで日付を書いて蓋を閉める。
このアンプを製作した時、自分はまだティーンエイジャーだったんだよな... 次にオーバーホールするときは、還暦過ぎてるか??
画像は抵抗器。1/4W型。 色の帯で抵抗値を表す。 右から...8.2KΩ、10Ω、120Ω、100kΩ、56Ω。精度はいずれも5%級。 一番左端に写っているのは、大きさ比較用の爪楊枝の先っぽ。
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