2008/11/08 (土)
畑に運び込んだ藁を切る作業開始。 切った藁は散らして土にすきこむ。
藁は年季が入ったエンジン式のカッターで切る。 藁を放り込むと、たちまちのうちに刻まれて出てくる。 この機械は、正直言って危ない部類。 手をはさまれたら、指なんて簡単に飛んでしまう。 知っている人で、手のひらの上半分を飛ばされた人がいた。 詰まった藁を取り除こうと、排出口から手を突っ込んだら衝撃を感じた。 手を引っこ抜いたら、手のひら上半分が無くなってたそうである。 指4本と手のひら上半分が吹っ飛んだ。無事だったのは親指だけ。 不思議と傷みはほとんど無かったそうだ。 大きな怪我だと、そんなものなんだろうか..
この藁を切る作業はまだ数日間続く予定。
夜、家に帰ってから2A3ppアンプのオーバーホールの続き。 結線そのものは9割方終わった。 結線作業が終わったら、再度、配線ミスが無いかチェックした後、動作確認、良ければ配線を整理して完了となる。
トラブルが無ければ、あと二日ほどで終わるか.. −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 最近、日記に出てきている2A3についてミニ解説。 「それ何?」って人の為に。
2A3とは、真空管の型名です。 オーディオアンプで、スピーカーを駆動するための出力段に使われる事が多い真空管です。
真空管ユーザーの間では、最も知られている真空管と言っていいでしょう。今でも大変人気がある真空管です。
この真空管は1930年代にアメリカのRCAで開発。発売されました。 人気があったので、その後、色々なメーカーで作られました。日本の電機メーカーも作りました。 基本的に、皆、特性が同じなので同じ2A3という型名を名乗り、差し替えがききます。
現在は、アメリカでも日本でも、もう作っていません。 ロシアと中国ではまだ作られていて、これは日本でも容易に入手できます。 アメリカ製や日本製のものは、未だに使われずに在庫として残っていたものが細々と流通しています。 ただ、もう作ってないものなので流通は不安定ですし、とても高いです。 それでも、皆、ロシアや中国製のものより米国製の物を欲しがります。
この2A3に限らず、真空管には偽ブランド品がよく出回ります。 他メーカーや中国・ロシア製のものの表面の印刷を、人気があるメーカーのブランド(RCAとか)に変えて売っているのです。
知らないで買うと、高いお金で変なものを掴まされます。 要注意です。
画像1:箱に入った2A3。1952年頃に作られたものらしい。これはニセモノじゃないと思うけど...(多分..笑) 画像2:全体 画像3:上部のクローズアップ画像。いわゆる2枚プレートと呼ばれる形式のもの。
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