山中の一軒家
2008/10/28 (火)

朝..寒いっ。
軽い霜は今までにもあったが、今日は本格的な霜だ。
車のフロントガラスも凍っている。

今日はレストランのスタッフがやってくる日。
今日はシェフが自らやってきた。

もうこの時期だけに出荷できる物はさほど多くはないけど、それでも葉物を中心に何ケースかある。
結局、最後、キャベツのコンテナ1つがどうしてもシェフの車に乗らず、コンテナをあきらめてビニール袋に入れてシートの隙間に押し込んだ。

あとは直売所へも出荷。
直売所向けのレタスも、もう2日程で終わり。
直売所の品揃えも、すっかり葉物がメインとなり売り場は緑とリンゴの赤のツートンカラー。
でもまだ、少し山から採ってきたきのこ類が並んでいる。
毎年、一度は松茸を買って食べようと思っているけど、今年も買わずじまい。

出荷作業の後は、圃場1に石灰とようりんをまいた。
石灰を撒いている途中で、隣の田んぼでは藁あげが始まった。
軽トラを稲刈りの終わった田んぼに乗り入れて、藁束を拾っている。
が、入った時は空なので良かったものの、藁を積んだら重くてスリップしてしまい車が出られない。

困った時はお互い様ということで、妻と二人で車を押す手伝い。
藁あげは二人で来ていたので、運転手の一人を除いてもう一人と私達二人の合計三人で車を押す。
さすがに、大人三人で押せば動くものだ。

石灰もまきおえて、さて...と時計を見たらまだ11時前。
思ったより早く終わってしまった。
このまま家に帰るのも何だし..ということで、お昼まで軽トラでショートドライブ。

普段は行かない余所の集落。未舗装の道路をゴトゴトと山へ分け入っていく。
もちろん、知らない道。だから面白い。

山の中にポツンと表札を兼ねた看板。
見れば、その先、道の突き当たりに家がある。誰か住んでいるようだ。

しかし、そこはまさに山のまっただ中。
電気も来ていないし、もちろん電話も無いだろう。
携帯電話だって通じないかもしれない。
どうして、こんなところで暮らしているのだろうか。
水は傍らを流れる沢から得ているのだろうか..
一度、訪ねてみたい気もする。

午後は、白菜の収穫。
今日は集荷は休みだが、今日、午後どりしたのは明日出荷の分。
明日は葬儀で上京のため、今日のうちにとらせてもらった。
白菜もあと30ケースもとれば出荷終了だ。

お昼、家に戻ったところに電話。肥料の業者から。
肥料の予約は来月末までに..との事。
リン酸系の肥料は、それ以降は受付不可になるとの事。
もう一カ所、別の肥料業者は今年は最初からリン酸系の肥料の予約を受けていない。
バットグアノも大幅品薄とのこと。
さて、いよいよリン酸肥料が手に入らなくなってきたぞ。

リン酸を施さないと、2,3年は土の中に今までの蓄えがあるから良いとしても、やがて欠乏して収量が激減してしまう。
そうすると江戸時代並みの反収になってしまうかもしれない。
原油の価格が下がったら、どういう訳だかマスコミはこの問題に触れなくなった。リン酸と原油は関係無いのに。

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趣味の時間..

画像は日本で開発された出力管 6G-B8。
性能的には世界レベルで見ても傑作である。

しかし、日本でのみ通用する型式しか付けなかった事が災いして世界の舞台で活躍する事は無かった。

今、販売されている価格を見ても性能の割に安く取引されている。
どっちかというと、チヤホヤされている輩を横目に通が黙って使う感じの球...かな?

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ohyakusyou2001の地産地消日記
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