2008/10/07 (火)
今日も小雨が降ったり止んだり。 今日は直売所と学校給食以外は出荷は無い。
そんな訳で、今日は実験の日とした。
先日届いた電源トランスとチョークコイル、電源コンデンサを仮に配線して疑似負荷をつないで..
予定では、整流後の電流は70mA程度になるはずだけど、テストでは負荷抵抗の関係で80mAを流す。
電源を入れると... 整流管が紫色に輝く。 ヒーターが無いのでほとんど瞬時に出力が出る。ただし、電圧が安定するには少し時間がかかる。 出力電圧を測ってみると、予定では600Vのところ595Vとまずまず。 チョークインプット方式なので、チョークコイルの唸りが意外に大きい。
様子を見るために、このまま電源を入れておいたら、じりじりと出力電圧が下がってきた...ありゃ.. と見ていたら、ヒューズが溶断して電源が切れた...
整流管の逆耐圧が1600Vのところ、計算では1598Vかかっているからなぁ、それが原因かも。 1600Vって掛け値無しの数字かなぁ。
実は、こういった事に備えて866という別の整流管の使用も考えていた。 これは、逆耐圧が2500Vもあるので問題無いのだけど、何せデカイ。 しかも、今回実験に使ったCK1006と違って二本いる。 しかも、タマの中の水銀が暖まるまで10分位の予備加熱が必要というタマである(それはそれで面白いのだけど)
やはり、おとなしくダイオードを入れよう。 ということで、耐圧5000Vのダイオードを注文した。 高い..1本900円もする。
この続きは注文したダイオードが届いてから。
画像1:実験の様子。左から電源トランス(薄緑色の帯)、その右上、黄土色のプレートがチョークコイル、その手前の円筒形が平滑コンデンサ。 右手で光っているのがCK1006。 平滑コンデンサは800V100μFのもの。電解コンデンサじゃなくて、フィルムコンデンサ! 今は、こんなに大容量のフィルムコンデンサがあるんだと感心した。
画像2:予定通り約600V。と喜んだのもつかの間..
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