2008/09/05 (金)
朝、レタスの出荷。 畑が変わって、またまた一変して腐敗が少なくなった。 綺麗にとれる畑は実に気持ちが良いものだ。 ただし、いつもよりかなり強く銅剤を打ったので少し薬害らしきものが見られる。
腐敗が増えてから、かなり早めの収穫を心がけてきた。 理由は畑に置いておくと、それだけ病気が進行するから。 これはどこの農家もやっている手段である。早めの収穫というのは、極端な話、農薬を減らす手段の一つなのだ。 これは、なかなか消費者に分かってもらえない事の一つだ。 農薬を使っておけば、いつまでも病気にもかからずずっと畑に置いておけると考えている人が多いみたいだ。
だが、やはりというか「もう少し玉がしっかりしたものが欲しい」というクレームがきた。 と同時に「もっと量を出せないか?」というリクエストも..
あの〜 玉をしっかりさせると言うのは、出荷数量を減らして畑にさらに置いておくことを示す訳で、もっと欲しいという要求とは矛盾するんですが...
以前は、玉がふわっとして軟らかいレタスが良い物とされてきたが、昨今は(実態は?)比較的良く巻いたレタスが好まれてきている印象を受ける。 軟らかい玉が良いというのは、確かに味の面ではそうなのだけど、ひょっとしたら生産・流通サイドの都合でそう言っている面もあるかもしれないと思った。
だけど、今、このような時期に固い玉になるまで待っていたら、玉の中が腐るよ...外からは見えないけど。 軟らかい玉のレタスと中が腐っているかもしれないレタス..どっちがいいかな??
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