2008/09/03 (水)
朝、レタス出荷。 相変わらず腐れが多い... 昨日までは、痛んだところが玉の表面に見えていたけれど、今日次の口に入ってからは玉の中が痛んでいるものが出てきた。 つまりは、外から見えないワケ..
やばいな〜 苦情来るかなぁ〜
もちろん、全部じゃなくてそういったのが時にあるという訳なんだけど。 よほど防除を行ったのだが、やはりあれだけ雨に降られると完全は無理っぽい。
ここにきて、相場も少し上がってきたようだ。 そりゃそうだ、どの家も品物が出てないんだもの。
レタスや白菜を栽培していて儲けるポイントは、こういった時にいかに数を出すかだ。 一箱600円で出荷するより、2500円 3000円で出荷した方が、そりゃ多少出荷数量が減ったって儲かる。
しかし、たいていの場合、一箱600円の時より3000円の時の方が品物の質は悪い。 「いやぁ、いいものが出来た。最高だ」って時は600円 「こんなの普通は出荷しないよな..」って物を出して3000円。 品質が値段に直結しないところに農家は理不尽さを感じる。 こういうことが続くと、品質をないがしろにする気風が出てきてしまうのではないかと心配。
直売所で他の生産者と話をした。 プルーンを売っている人がいる。この人はこの時期、直売所だけで一ヶ月200〜300万円の売上げ。
果物も今年は出来も相場も悪いそうだ。 春に寒くて受粉が進まず、付いている実自体が少ない上、このところの雨で良い実が付かない、味がのらないとの事。 苦情も例年より多いと言う。
ところで、誰が言い出したか「ゲリラ雷雨」 コレ、今年の流行語にノミネートじゃない?
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 農薬混入で回収騒ぎとなった「壁露」 販売元の三浦グリーンビジネスが破産した。 http://www.hekiro.com/
やはり、アグリクールの時と同じように返品してもお金は返してもらえなさそうだ。 怪しげな資材は使わないに限る、出荷用の農産物には。
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