休養日
2008/06/29 (日)

朝、ザァザァと雨降り。
今日は出荷量が少ないので、四時少し前から出荷作業開始。
今日から収穫する圃場が変わる。
同じ日に種を蒔き、同じ日に植えたレタス。もちろん、防除も同じ日、品種も同じ。
なのに、圃場が変わると同じく口かと思うくらい様相が変わる。

今日から収穫を始めた畑は、毎年、出来があまりよくない。土壌分析などしてはいるのだが原因が良く掴めていない。
ただ、毎年毎年、少しずつは良くなってきてはいる。
前の圃場のレタスに比べて、この圃場のレタスは形が悪い。
俗に言う「暴れている」というやつだ。
そもそも、オリンピアでは今の時期は辛い時期に差し掛かってきた。
気温の上昇と共に玉の形状が良くなくなってくるのだ。・

昔は、まだもう少しオリンピアで引っ張れたというからやはり気候が変わってきているのかもしれない。
少なくとも、私が始めた当初から見てもオリンピアの種まき終了が2口は早まっている。

形状が悪いと病害も多い。同じ口の前の圃場ではほとんど見られなかったけど、今日の圃場ではチラホラ。
もっとも、これは先日、畑の中を鹿が横切って歩いたせいもある。
鹿が通った跡はやはり腐っているものが出ている。

オリンピアの出荷も、明日の20〜30ケースを残すのみ。そのあとはVレタスに切り替わる。
Vレタスの方はさすがに形状が安定していて綺麗だ。
もっとも、Vレタスとていつも安定している訳ではない。
Vレタスの形状が暴れると、葉の付け根の部分が湾曲してせり出してくる。
酷いと、レタスの切り口が葉の付け根部分より引っ込むような形になってしまう。誰が言い出したのかは知らないが、まさしく「タコ足球」だ。
茹で上がって、足がクルンと丸まったタコを想像してもらえるとありがたい。
タコの口の部分がレタスの地際の切り口にあたる。

そうなると、切り口が引っ込んでしまうために調整作業がやりにくいことおびただしい。
切り口を綺麗にしようとして切り直すと、切り口より飛び出ている葉っぱの付け根も一緒に切ってしまう事となる。
そうすると、レタスはバラバラになってしまう。

今日のレタスは痛みが早そう...さっさと予冷をかけてもらうに限る。
収穫を終えて予冷庫に持って行くと、明日から出荷分のレタスが足りないとの事。
どうも、ここよりさらに標高が高い地域では出荷が順調じゃないらしい。
今年は畑作り、土作りによって大きく作柄が変わりそうな年になりそうだ。

雨が激しいので、出荷作業の後は今日は休養日とした。

画像は昨日、野菜の配達に行った時のもの。ついでに夕ご飯を食べてきちゃった。
昼はレストランウエディング、夜は通常営業だけど満席という状況。
このところ、月初めは極端に客足が落ち込むらしい。
ガソリン代が毎月値上がりするので、否が応でも毎月、品物の値上がりを実感させられるのが原因ではないだろうか。

二枚目の画像のハンバーグは牛肉100%で、とても美味。
私のお気に入りの料理の一つ。

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ohyakusyou2001の地産地消日記
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