ギリギリの飛行機
2008/06/25 (水)

昼、家に帰るとFAXが来てた。
ハワイ友達のM&N嬢より。
なんでも、今日の夕方、こっち方面に来るらしい。急だ。
そんな訳で、夜、彼女らの泊まる宿に馳せ参じた。

彼女らはフラを習っており、来月から五ヶ月間、ハワイへレッスンを受けに行く予定との事。
クム(フラの先生)の家に泊まり込みで滞在して、みっちり教えてもらう予定らしい。
ちなみに、そのクムは独身男性だが、ゲイなのであらぬ危険性は無いそうだ。

ビザ無しでアメリカを訪問する場合、滞在期間は90日まで。
彼女らは約五ヶ月間滞在予定なので、今回はビザを取得しての訪問とのこと。
ビザを取得すれば一滞在150日まで滞在できる。
先日、すでにビザは取得してきたと言うが、申請の受付窓口はかなり荒れていたと言っていた。

彼女らにはめでたくビザが発給され、150日まで滞在できるのだが、今回は丸々150日ではなく147日の滞在とするそうだ。
なぜ少し早めに帰ってくるのか? それは、前回のハワイ訪問時にちょっとした事件があったからとの事。
その事件とは...

前回、彼女らはビザ無しで滞在できる90日を目一杯ハワイで過ごそうと飛行機を手配した。
なるべくあちらに居たいので、帰ってくる飛行機はその日の最終便。航空会社は安い米国の会社である。

90日の滞在を終えようとして帰路についた彼女らを空港で待ち構えていたのは..「機材の故障により本日の**便は欠航」のお知らせ。
そう、**便とは彼女らの乗るはずだった便。
この航空会社、安いけどトラブルによる遅延や欠航も多いのだ。

「このままじゃ、オーバーステイになっちゃう!」

焦った彼女らは、航空会社のカウンターに詰め寄って事情を説明した。
そしたら「どうしてそんなギリギリの便を予約したのよ〜っ!!」と航空会社のスタッフがマジ切れしたそうである。

今日、日本まで飛ぶ飛行機は、あとJALの一便を残すのみ。
何としても、これに乗らないと不法滞在決定。
そうすると、この先、もう、米国には入れてもらえないかもしれない。
キレた係員を相手に「何とか最後のJALに振り替えてくれ」と粘り強く交渉したそうである。

しかし、最後の頼みのJAL便は満席。ビジネスクラスに数席の空きがあるのみ。
当然、彼女らは一番安いチケットなのでそこには大きな差額が..
この差額をどうするかで、またモメにモメたけど、最終的には追加料金無しで乗せてもらえる事となった。

交渉や手続きに時間がかかり、JAL機のドアクローズまで残された時間は僅か。
彼女らは、空港内を荷物を持って駆けていったそうだ。
結果的に、何とか帰ってこられたけど、もうあんな事は懲り懲り..という事で、今回は数日余裕をみた日程にした次第。

彼女らは来月中旬から五ヶ月間ハワイに居るので、最後の方がウチのハワイ旅行の日程と重なる事となる(今年も、ウチが行けば..ですが)
ウチは毎年、ハワイ島でオアフ島には行った事が無い。
彼女らは毎年、ホノルル滞在なので逆にハワイ島を知らない。
そんな訳で、12月に向こうで会って、お互いの得意な島を案内して歩く事となった。
今まで5回、ハワイへ行っているけどワイキキはウチは全く行った事がない。
そもそも、オアフ島ではホノルル空港で飛行機の乗り継ぎをするだけなので、空港の外へ出たことが無い。
まぁ、ここらでワイキキへ一回くらい行っておくのも良いか...

もう、あっちで会う約束しちゃいましたからね〜
これで今年もハワイへ行く理由ができた♪

 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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