肥料大幅値上げ
2008/06/18 (水)

アサヒ・コムより転載
「化学肥料の約6割のシェアを持つ全国農業協同組合連合会(JA全農)が、主要な肥料の販売価格を7月から現行の1.5〜2倍程度に値上げする方向で最終調整していることがわかった。原料のリンや窒素などの価格高騰が理由。今後、農産物の価格にも影響する可能性がある。

 全農は原則的に毎年7月に肥料の価格を改定している。値上げは今回で5年連続。73年の第1次石油危機時に品目によって30〜40%値上げしたが、今回はそれを上回る過去最大の上げ幅になる。農林水産省によると、生産費に占める肥料の割合は約1割で、値上げは農家にとって大きな負担となる。

 全農は近く値上げ幅を発表する。ただ毎回、肥料の価格そのものは公表していない。農水省の資料などによると、様々な肥料を混ぜ合わせた「高度化成」という主要な複合肥料の場合、価格は20キロあたり2100円程度(06年)。倍になると4千円を超える。

 中国やインドなど新興国の食糧需要の急増に合わせて、世界の肥料の需要も増加。肥料の3大要素であるリン、カリウム、窒素の国際価格も急騰している。日本は原料のほぼ全量を輸入に頼っているが、リン鉱石の有力な生産国である中国は、国内分を確保するため輸出税を課すなどして輸出を規制している。 」

さぁ、エライ事になってきました。
農産品の価格は相場で決まっているので、肥料や資材の価格値上がりが転嫁できない。
だからといって、そのまま放っておくと儲からないって訳で、ますます農産物の生産が減ってしまいます。
もちろん、無肥料栽培や有機栽培で十分な食糧の供給はできない..
どうなりますかねぇ〜

 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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