可哀想なアスパラガス
2008/05/13 (火)

朝から防除作業。
5口目に銅剤とパダン、
今日は種まきの日。
今日からレタスの品種はエクシードとなる。
他、いつもの事ながらレストラン向けのサニーレタス、キャベツ、ブロッコリ、スティックセニョールを種まき。
ついでに、ゴマとピクルス用キュウリも。

次いで7口目の後半の定植。この口からはVレタスとなる。圃場33へ植え付け。

ここまでやってお昼。

午後はレストラン用サニー・リーフレタスとキャベツ、ブロッコリの定植。
引き続き、昨日からのタマネギの定植作業の続き。今日は小タマネギの定植。
今年の小タマネギは二種類。ベビーオニオンとプレミア。
ベビーオニオンは、普通のたまねぎを小さくした感じ。
プレミアは、真っ白で扁平な玉になる。白さが綺麗なタマネギだ。味も良い。

同じ畑にポロネギと下仁田ネギの定植、エシャロットの定植。
そして、余った場所にゴボウの種を蒔いた。
何だかんだで忙しいよ。

これでネギ類は完全に定植が終わった。ビニールハウスからネギ類の苗が全て消えた。

今日、タマネギの苗を全て植え終えたばかりだが、あと一ヶ月もすると、昨年の秋に植えたタマネギが収穫の時を迎える。
年に二回も種まきすると、何だかんだで一年中、タマネギをいじっている気がする。

夕方、地主のお婆さんと会った。
立ち話をしたら、今年はどういう訳だかアスパラが細いのが少ししか出てこないとの事。
私も理由を知りたかったので、状況を詳しく聞いたら...
何と、昨年は秋まで出てくるアスパラを片っ端から採って食べちゃったらしい。そりゃ、株が弱っちゃうよ...
「途中で収穫を止めて、芽を伸ばして葉っぱを繁らせないと」と言ったら「そんな事するのかい?」と、知らなかったご様子。
出す芽を次々と切り取られて...そりゃ、アスパラがカワイソ過ぎ...

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穀物高騰の理由としてよく挙げられている主な理由は次の二つ。

1.バイオエタノール向けや中国などの新興国の消費量の増加と天候変動による収量の減少
2.資金の現物回帰による、投機資金の流入

私は、高騰の基本的要因として1があり、2が高騰の修飾をしていると思っているのだけど、世の中には逆の説もあるらしい。
つまり、高騰の基本的要因は投機資金の流入で、バイオエタノールや中国の消費拡大などの理由はその隠れ蓑。高騰を煽るネタにされているだけという考え方。

どちらが真相か分からないが、後者だったら高騰は一時的なものになる可能性を持っている。もちろん、元の値段にまで戻ることは無いけど。

サブプライム問題も一息ついた感もあるし、そうすれば避難していた資金が「お家に帰ろう..」と元の場所に徐々に戻っていく動きが出てくるだろう。
そうすれば、どちらが真でどちらが修飾としても、少しは穀類の値段が下がるんじゃないかという気がする。

しかし、高騰の理由が前者だとすれば、実需による値上がり分は確実に底支えされている訳で、長期的にはまだまだ値上がりは確実。私はそうみているけど。

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本日の興味深い記事
ワタミファーム取締役へのインタビュー記事
http://nr.nikkeibp.co.jp/future/syoku_08/index.html

 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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