2008/04/21 (月)
日本の農業を活性化させるために、また、自給率を向上させるために、企業による農業を。大規模な企業化した農業経営を! 結構、よく聞く話。
でもいつも思うけど、その現場で誰が働くのだろう? 確かに、施設内で栽培するトマトやイチゴなどなら、企業化もまぁまぁうまくいくんじゃないかと思う。 けど、他の重量野菜などはどうだろうか。米は? 麦は?
キャベツやレタス、白菜などの高原野菜だと、作業はきつい。 今でも、働き手が足りなくて中国人に頼っているところが多い現状があるのに。 こういう面から、農業の企業化を見た話ってどこからも出てこない。企業化を唱えているひとは、この点をどう考えているのかな.. 残念ながら、この点は私も良い解決策は思い浮かばない。
いっその事、単純労働市場も自由化したらどうだろうか? そうしたら、人件費が大幅に節約されて品物の値段は安くなるし、経営者も儲かる。 これって、すごくいいことじゃない!! 労働力を売る側も、技能や技術が無いと安く買いたたかれるので、いやが上でもスキルアップに励む事となる。 自動車メーカーや電機メーカーが日々、製品を競いあっているように、労働者も労働力という名の商品の質を高める競争に放り込まれるわけだ。 世の中全部、競争だ競争!!
今まで、競争するのはいいことだとされてきた。 資本主義社会では、労働力も自動車やテレビと同じ単なる商品の一つだから、労働市場にも市場原理を働かせるべきである。 競争が起これば、より良い労働力がより安く手に入るようになるのも、他の商品と同じだからだ。 市場原理によって、質の悪い商品は淘汰され、良い物が安く手に入るようになれば、万々歳である、さすが市場原理!
とまぁ、妄想のような事を書いてはみたが、もちろん、これは私の本意ではない。
でも、もし、何かのはずみで本当にそうなってしまったら、私は自分が作ったジャガイモでものんびり食べながら、高見の見物をしようかと思っている。
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本日、レタス四口目の定植。 圃場1へ定植。 定植の後は、不織布をかけておく。これが結構、面倒だったりする。
でもって、ついでにタマネギの除草。株の所に一緒に生えた草をとる。
朝からここまでやって、午後三時。 週末はまた、雨らしいので今週は忙しいぞ。
その後は、緑肥の畑を耕す。 昨年、レタスを収穫し終えた畑に緑肥とヘイオーツを蒔いておいた。秋までにそれが成長し、60〜70cm位の高さになった。 そのまま越冬させると、ヘイオーツは寒さで枯れる。 そこを今日、耕した。圃場9と43。 枯れたヘイオーツは多量の有機物を残す。土の中の線虫も退治してくれるし、なにより連作の回避にもなる。 畑の面積に余裕があれば、いいことだらけだ。
しかし、ウチのような小型のトラクタでは生い茂った所を耕すのは大変だ。 機械に無理がかかるし、最悪、壊れてしまう可能性がある。 そこで、一冬、放置しておき、ボロボロになったところで耕すと、案外簡単に耕せるというわけ。
嫁さんには、圃場45でマルチを剥いでもらう。これは昨年秋に、ニンジンを植えた時のもの。
圃場42を耕している途中で夕暮れ..残りは後日。 明日はジャガイモを植えなくては。
昨日、持って帰ってきた鳥はだいぶ元気が出てきた。 実は、次の日まで持たないんじゃないかと思っていたのだが。 昨日、初めて餌を食べさせるときは、なかなか食べてくれず大変だったが、今日はよく食べるし、水もよく飲む。 しかし、身体が相変わらずベタベタしているので、しばらく目を離していると、身体が箱にくっついて動けなくなっていたりする。 これは、どうしたものか...アルコールで拭けば落ちるのかな。
19日に蒔いたトウモロコシ、本日、一斉に発芽。早っ! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− オフで出てくる料理のイメージ
画像1 肉料理のイメージ。肉は豚肉 画像2 デザートのイメージ
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