2008/03/28 (金)
Yahoo!で「食品 安全 安心」というキーワードで検索すると二千三百万件近くの記事がヒットする。
安全と言うと、その食品の提供者が科学的に証明するものという感じがするし、安心というと消費者が心の中で醸し出していく感情のような気がする。 だから「安全・安心な食品を提供します」と言われても、「安全」の方はともかく「安心」についてはピンとこないのは私だけだろうか。 安心は、受け手の心情によるところが大きい訳で、全く知らぬ人から「安心ですよ〜」と言われて「ああ、そうですか、納得しました。これで安心しました」という程、単純なものではないハズなんだけどな。 使用資材の一覧や、残留農薬の検査結果を出されて「コレがこうで..」と説明されても、安心とは何か違うよね、多分。
近所の親しいおばあちゃんがくれた大根。これは、ほとんどの人にとっては安心できる食べ物だと思う。 けど、安全は分からないよね。細かい字が読めないからって、その辺にたまたまあった、適当な殺虫剤をかけちゃっているかもしれないし(本当にあった話です)
前者はいくら科学的に説明されても、心から信用できることはほとんどの場合無いし、多少はあれ何となく胡散臭さがつきまとう。 反面、後者は科学的な根拠はどうあれ、信用しちゃう。 なぜなんでしょうね?
よく「農家が食べているものと同じものが食べたい」という話を聞く。それにそれを売りにしている業者もある。 根底には「農家は自家用の野菜には変な事をしてないだろうから」という考えがあるみたいだ。 でも、実際は逆だと思うんだよね。 自家用だと何があっても被害を受けるのは自分なんだから「ま、いっか」で適当な薬をかけちゃいそうだ。
自家用キャベツに殺虫剤をかけてたら、隣のナスにアブラムシがたかっているのが見えたので、ついでにシュッと..そんな感じで。
安全はさておき、安心については科学的な要素は、そんなに重要じゃないのかな...この続きは明日。
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先日も日記に書いたかもしれないけど、今、ウチで食べている味噌は近所の農家が自分のところで造ったものをゆずってもらったものです。 そうやってゆずってくれる家が何軒もあるので、1キロずつ買って、終われば次の家って具合に食べ比べています。
で、先日以来、新たな家の味噌を食べているのだけど、今までの中でココのが一番美味い。いや、旨いって書くべきなのかな? 塩加減もちょうどいいし、何より味噌に旨味がたっぷりある。 これで、味噌汁を作ると、本当に美味しい。具に野菜をたっぷり入れるとうまさ倍増。
「何か、特別な事をしてる?」って聞いてみたけど「別に..」 なんかやってるかもしれないけど、本人は特別な事とは思っていないだけかもしれない。 さて、次にできあがってくる味噌はどうだろう? 同じように美味しかったら、この家のものに決めなんだけどな。 ちなみにこの味噌は、自家栽培の大豆(農薬不使用)で仕込んだもので、1100円/kg。
種を蒔くのを忘れていたトマト。今日、蒔いた。 昨年、自家採種した黄色マイクロトマトと「World's smallest tomato(ホントか?)」 あ、カッコ内は私の本心であって、品種名には含みません。
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