暫定はいつか終わるから暫定なのだ
2008/03/25 (火)

ガソリンに暫定的にかかっている税金が期限が切れる可能性が濃厚になってきたらしい。

ぶっちゃけ、ガソリンが安くなるのかどうかは私は余り興味が無い。
暫定税率がそのままなら、それはそれで良いと思っている。
ただ、問題なのはその使い道だ。

長野県の村井知事は「民主党などが求める道路特定財源の一般財源化については来年の3月末までに議論すればいい。問題はこの4月1日の混乱だ」
と言った。
今頃寝ぼけた事を言わないでもらいたい。
30年以上も暫定、暫定でやってきたものが1年やそこいらで決着が付くわけがない。
これは元、国会議員の知事も重々承知だろう。白々しい事をすっとぼけて言わないでもらいたい。
それと、30年も「暫定」の財源に頼ってきた自分達の誤りを認めないのがおかしい。
アナタが国会議員だった時代の話ですよ!

この税金は、たまたまの収入で恒久的にアテにすべきものではない。
「暫定」なんだから、期限は分かっていたんでしょ? だったら、なぜ、前もって対応しておかない?

知事はガソリンの価格が一気に25円も下がることから、流通や小売りサイドでの混乱を心配している。
ってことは、裏返せば、25円下げた価格が定着したら「暫定」を復活させないって事でOK?
だって、復活させたら一気にまた25円も上がって、知事の心配している混乱がまた起きますよ?

ダメだなぁ、村井知事。この程度のコメントしかできないなんて、情けないよ...長野県民として。
前知事の田中さんならなんて言っただろう..ともちょっと思ってみたり。

個人的には、暫定税率は維持して、その財源を全て国の借金の返済に充ててもらいたい。
もっとも、それをもってしても、ほんの僅かしか足しにならないのだけど。

今日は風邪気味で調子が悪いので、このあたりで...

 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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