2008/02/02 (土)
先日、きちんとJAS有機認証をとった農家を訪問した事をここに書きました。 今日は、その補足事項を書きます。
訪問先の農場のオーナー、Kさんが私たちにきちんと決められた認証をとるように強く勧める一幕がありました。 この時、訪問したのは私を入れて三軒の農家。 私以外の二軒は、農薬や化学肥料を使わずに栽培して、個人客に直接出荷したり、いわゆる自然食品店に向けて出荷している農家です。二軒とも有機認証はとっていません。 私は、もともと有機栽培に乗り出す気がありません、今のところは..
聞いているうちにKさんの話はやがて核心に移ってきました。 やはり、根底にあるのは認証を得ていないのに勝手に有機を名乗る「自称有機」が依然として多い事が大変不満なようです。 先日のこの日記の「美味しんぼ」の時に心配だ..と書いた事が現実に目の前に展開しました。
実は、同行した農家2軒は、どちらもその「美味しんぼ」に出ていた人だったのですが、もちろん、そんな事はとても口に出せる雰囲気ではありませんでした。
その農家のうち片方の人は有機栽培などとはうたっていないのですが、もう片方は自分のサイトで「有機野菜」 「有機農場」などの言葉をたくさん使っています。 反面、サイト中に有機認証をとっていない旨の表示があります。 ただ、認証を取得していないのに、なぜあえて有機とうたっているかの説明は、少なくともサイト中にはありません。 この点は彼には一度、詳しく聞いてみたい所です。
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