昔のスキーブーム
2008/01/14 (月)

連休最終日
この連休は、スキー場のお客さんは少なかった。
初日の天候が良くなかったせいもあるだろうし、ガソリンが高くなったのでみんな、遠出を控えているというのもあるのかもしれない。

どだい、スキーやスノーボードってのは都会の人にとってみれば金のかかるスポーツである。
スキー板にストック、ブーツにスキーウェア、手袋にゴーグル、帽子と道具に金がかかる。
自家用車で出かけるなら、ガソリン代、高速道路代、スタッドレスタイヤ代などの費用がかかる。
東京からの日帰りが難しいとなると、さらに宿泊代、現地での食事代がかかる。

昔、スキーが大ブームとなった時期があった。
昭和60年頃だったろうか..
週末になると後楽園球場(現在の東京ドーム)から、各地のスキー場に向けて沢山のスキーツアーバスが続々と出発した光景が見られた。
国鉄(今のJR)も負けじと、スキー場の最寄り駅まで直行する夜行スキー列車をたくさん走らせた。
今思えば、あんな背もたれが垂直な作りの座席でよく我慢していたものだ。

なぜ、あの頃はスキーが流行したのだろうか。
もちろん、映画(私をスキーに連れてって)の影響もあるかもしれない。(私は、あの映画は大嫌いだが)
でも、よくよく考えてみると、スキーに行くのはもっと別の理由があった気がする。
アフタースキーと称して、皆で酒を呑んで騒いだりカラオケに行ったりというのも、もちろん楽しかったが、もっと楽しかったのは女の子を堂々と泊まりの旅行に誘えること。
今はそうでも無いかもしれないが、当時は女の子の外泊は、いまよりまだタブー視されていて、何か理由を付けなければ連れ出す事ができなかった。
スキーはその格好の理由だった気がする。

だから、今の時代でも、女の子の門限がうんと厳しくなったりするとまた、スキーやスノーボードが流行するようになるかもしれない。

 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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