宇宙のどこかには人類よりはるかに思想や科学技術が進んだ異星人がいる．．．そんな事を一度は考えた事がないでしょうか？

私も子供の頃、そんな空想にふけった事があります。地球は、はるかかなたの宇宙からそういった宇宙人に監視されているのではないかとか、人間に分からないように宇宙人は自由に地球に飛来してきていて、人間を監視したりしているのではないかと考えた事もあります。

しかし、今は違うことを考えるようになってきました。
もし、私たちより遙かに思想の進んだ生命がいたら、例え優れた技術力があっても他の惑星や天体に進出したりしないのではないかと．．

なるべく早く、そして遠くへ行きたい．．．これは欲求の一つです。
たくさんお金が欲しい、ものが欲しい、領土が欲しい．．これらも欲求です。
欲求はどんどんエスカレートし、際限がありません。
私たちより、遙かに進んだ生命体はこれらの欲求をコントロールする術を持っているのではないかと思うのです。
だから、わざわざ他の惑星まで出かけていったり、間違っても他の惑星から資源を奪おうとしたりなどとは考えたりしないのではないかと思うのです。

それに比べたら人間は、金儲けに終始し、地球の資源を食い荒らし、あげくの果てには隣の月の資源までねらっている。
やはりまだ、程度が低いのかもしれません。

悟りをひらいた人が、無欲になって物静かなように、私たちよりはるかに進んだ生命体も、宇宙のどこかでそのようにして生活をしているのかもしれません．．．最近、そんな事を思うようになってきました。