2008/01/04 (金)
スキー場で働いていると、正直言ってイヤな客に出会う事もあります。 まぁ、これは他の客商売にも言える事ですが...
イヤな客というと、若いあんちゃんのスノーボーダーを連想される方もいらっしゃると思います。 でも、案外、そういう人はそうなんでも無いんです。
確かに、コース外を滑走したり、リフト券を買わずに乗り込んだりしようとしたり、無茶な滑りをしたりする人もいますが、注意すればまず、言うことを聞いてくれます。 それに、本当にボードやスキーが好きなひとは、ストイックな感じがします。 仲間とガチャガチャ ツルんだりしません。 淡々と黙々と寡黙に滑りを楽しんでいます。無茶な事はしません。 見てても清々しいくらいです。
あと、女性もたいていは大丈夫です。 そもそも、女性でそんな無茶な事をする人はほとんどいませんし、無理難題を言ってくる人もいません。 ただ、子供関係では多少、細かい事を言う人はいます。
一番やっかいなのは、中高年のスキー客。 カービングでないストレートの昔の板に、体にピッチリした昔のスキーウェアなんか着た中高年の男性客が一番やっかいです。
まず、係員の言うことを聞かない。 制止を振り切ってリフト乗り場に突入。結果、タイミングが外れているので、リフトにはねられる。 そうすると「何で止めないっ!」とブチ切れます。 この場合の「止めろ」ってのは、リフトを? おっさんを? いや、どっちも止めているんですが...(笑)
他の客がリフト乗り場で転んだので、リフトを止めると今度は列の後ろから「いちいち止めるな」の怒号。 リフト券拝見..といえば「わざわざ見せるのかよ、こんな寒い日に!」との悪態。 いまだに、寒い日にリフト券を見せることの不都合さが分かりませんが...(笑)
世間一般では、オバタリアンの評判が悪いようですが、スキー場では圧倒的にオジタリアンの評判が悪いです。 こういった客が圧倒的に多い、しかも、混雑で皆がイライラしている都会の駅、駅員さんなんかも大変なんだろうなぁと同情してしまいます。
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