2007/11/21 (水)
朝、直売所にハクサイを100個運び込む。 店の片隅にスペースを作ってもらい、そこにシートを敷いてハクサイを積み上げる。 一気に100個の注文って、そうそう無いようで他の出荷者が冷やかしにやってくる。 「100個っていっても案外、大した量じゃないなぁ」とか「誰が注文したの?」とか、おのおの勝手な事を言っている。
今日は、その後は藁切りと畑にすき込む作業の続き。 この作業も残す畑はあと四枚。
今日の話題はチップについて。 ハワイ関係の掲示板を見ていると、時々、チップについての質問がある。 日本には馴染みの薄い習慣だから、戸惑う事も当然だと思う。 レストランなどでは何%位渡せばいいの? という問いに10〜15%位という答えや、最低20%は..という答えまで様々。(後者の答えは現地の観光業関係者?)
まぁ、パーセンテージはともかくとして、チップというシステム自体は私は良いものだと思う。 自分の満足度をストレートにお金で表すのに、日本人の感覚としてはちょっと違和感があるような気がするが、カネはカネ、そこは外国だからドライに..と気持ちを切り換えれば、ストレートでスッキリしていて良いやり方だと思う。
ただ、一部に「レストランなどで働いている人は、給料とは別に、一定のチップ収入があることを前提に税金をとられている。だからチップをあげなければならない」といった意味の説明がある事がある。 日本に居るときでも、普段から困った人や恵まれない人に寄付をしている人ならともかく、普段は施しの心などが全く無い人に対して、外国の見ず知らすの人の財布の中身を心配してあげてくださいね..という説明には全く違和感を覚える。 その説明をする人が、日頃から世界の他の地域の食うや食わずの人に対して多大な寄付をしているのなら話は別だが。 本当にそう思うのだったら、税の制度を変えるような運動をした方が余程よろしい。
あくまでもチップは感謝の気持ちの表現方法の一つ..この範疇を超えた理由付けはしない方が良いと思うのだが。
ところで前に書いた「レストランなどで働いている人は、一定のチップ収入があることを前提に課税されている」という説明が本当なのか、現地在住のサービス業に携わる日本人に聞いた事がある。 そしたら半分正解。チップ収入が少ない人は、チップ収入の実額を申告する方法も選べるとのこと。 その人曰く「その話は故意に都合の悪い部分を隠している」と言っていた。
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