2007/11/08 (木)
畑にすき込む藁を運ぶ作業が今日から始まる。 今年はコンバインの藁束で3000束の藁が必要。 以前はもっと多かったのだけど、藁代がバカにならないのと(藁も買うのだ)運ぶのが大変なため、どんどんと緑肥を導入した結果、必要な藁の量はだいぶ減った。
堆肥を購入すると1t 1万円(運んでもらって) もし、10アールに2tの堆肥を入れたとすると、ウチの場合、全部で40万円が堆肥代としてかかる計算。 堆肥では線虫を抑制できないので、その費用は別途必要。具体的には土壌消毒だが、これをやると10アール当たり3万円近く必要。 なかなか、結構な金額。 スコップ一丁で40トンの堆肥を撒くという作業もとても大変だ(さすがにそこまで多量の堆肥は撒いたことが無い)
そこで、緑肥の出番。 栽培する緑肥作物の種類を選べば、線虫も抑制できるし、根が張って排水性も良くなる。もちろん有機質の補給も。 ただ、どのようにして鋤込むかが問題。緑肥作物が大きくなってくると、ロータリーで鋤込む事が難しくなる。 ハンマーモアとかフレールモアという機械があれば、粉々に粉砕してくれるので鋤込みやすくなるが、ウチでは持ってない。(欲しいけど) そこで、ウチでは春まで放っておくという手を使う。 冬の間に寒さで枯れて、春にはボロボロになっているのでロータリーで耕せるようになる。
しかし、畑のローテーション上、緑肥を栽培できる期間がとれない畑が出てくるので、その畑には稲藁を鋤込むのだ。 この作業が終わると、今年の仕事もほぼ終わりとなる。
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