耳の痛い意見を受け入れよう
2007/10/30 (火)

「問題を起こす企業の社長は、他人とのつながりが少ないワンマンな人ばかりだよ...」
昔、当時、経団連の会長だった某氏がインタビューで言った言葉だ。

さて、この言葉は今でもそのまま当てはまるようだ。
豪華絢爛な社長室のNOVA、それにミートホープ等々。

思えば、私が高校生の頃、アルバイトをしていた某豆腐会社も製造日の先付けをしていた。
豆腐会社にしては、結構、大きな会社だったと思うが、工場から出る排水の処理が杜撰で、当局から注意を再三受けていたようだ。
社長は二代目で、創業者の息子。
絵に描いたような、見事なドラ息子だった。工場にはほとんど姿を見せなかった。

その豆腐屋は、今も操業していて一昨年、原料を偽って製造した為に摘発を受けている。

産地偽造、賞味期限の改ざんなどのニュースは、もう、飽和状態。

かつて、歌手は年末にNHK紅白歌合戦に出る事がステータスシンボルだった。
今は、NHK紅白歌合戦に出ない事がステータスシンボルとなった。

同様に、そのうちに食品会社も過去に摘発を1回や2回受けた事が妙なステータスシンボルになりはしないか..そんな心配をしている。

足元を見ると、実は農家もそうである。
みんなお山の大将ばかり。それも、見上げる程も無い小さな山ばかりである。

まぁ、勝手に作物を作って、おとなしくJAあたりに出荷している分には問題は少ないだろう。
でも、自分で品物を売ろうと思った時に一気に問題が表面化する。
要するに、他業界の人と話が出来ない人があまりにも多いのだ。

もちろん、これは農業の世界に限った事ではないが、人の話を聞かないと、段々とダメになっていくというのは
どの世界も同じようだ。


 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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