今年の反省 キャベツ編
2007/10/16 (火)

今日も学校給食と直売所への出荷のみ。
直売所へはレタス24玉、白菜7玉、タマネギ12袋。タマネギ4袋残。
学校へは、タマネギとジャガイモを2Kgずつ。
何で今日はこんなに少ないのだろう? と尋ねたら、今日は生徒が職場体験の日だとかで、給食が無いのだとか。
じゃあ、2kgは先生の昼食の分だろうか??

それと、朝、シェフが来訪。
まだ、しぶとくとれているナス、サニーレタス、コスレタス、白菜、根セロリ、ズッキーニ、タマネギ、長ネギ(赤ネギ、下仁田ネギ、ポロネギ)をお持ち帰り。
野菜が、シェフの車の後部座席に積みきれないので、ネットに入れたタマネギは助手席の足もとに。
今の時期だから、まだこれで済んでいるが、夏は欲しい物がたくさんあるのに積みきれなくて断念..ってこともままある。
どうしても!って時は、夜、私が軽トラで届けに行くこともある。
週二回、シェフが畑に取りにくる。私の配達は週一回。野菜の供給は週三回。
私は軽トラで行くので、どれだけでも積んでいけるのだけど...
ねぇ、シェフ、畑専用に安い中古の軽トラでも買った方がいいんじゃない? そしたら、もっと持って帰れるよ(笑)

今日は、今年のキャベツの反省。
キャベツは学校給食と直売所に向けてということで、少ししか作っていない。面積にしたら13アール位。
6月終わり頃よりとれ始め、7月中下旬には出荷できる量が多くなった。
しかし、直売所、学校給食とも売れ方の立ち上がりが鈍く、この時期はかなり採り遅れの大きな玉を出していた。
畑でキャベツがずんずんと大きくなっていくのに、売り先が無いのだ。
正直、この頃はある程度は出荷できずに捨てなければいけない事を覚悟していたのだ。
どうせ捨てるなら..と7月の終わりの直売所のお祭りでは、2000円以上お買い上げの方にキャベツを1つサービス..なんて事もやった。

8月に入り、学校は夏休み。給食が無くなるのでさらに状況は更に悪化するかと思われたが、事態は急展開。
直売所で、バカにキャベツが売れるようになったのだ。
梅雨が明けたためか、先のお祭りでキャベツを無料配布したせいなのか、原因はよく分からない。
とにかく、一日何十個持っていっても売れてしまうという状況が続いた。
最高に持っていった日は、100玉を超えた。
採り遅れだった状況はたちまちのうちに改善した。

しかし、8月下旬。学校の二学期が始まると、今度はキャベツが不足気味となってきた。
学校へは最優先で出荷する。余力分を直売所へ持っていく訳だが、「もっと出荷して欲しい」と何度も言われたが、品物が無い。
需要と生産のピークにズレがあった。これは来年の大きな課題だ。

品種は、今年は春先には「春波」と早出し用の「ロレーヌ」。夏からラストまでは「信州868」。
切れ間は無かったが「春波」の最後の口と「信州868」の最初の口の収穫期が重なった。
信州868は生食しても評判が良いので、春波は必要無さそうだ。
極早生のロレーヌは一発目の品種としてもってきて、これは早出しに徹する。

秋は、サボイキャベツを出荷した。
もともとはシェフの要望で作付けたものだが、レストランで使い切れない分を直売所に持っていったところ、これが意外に評判が良かった。
見た目は、ちりちりの葉っぱで白菜とキャベツのあいのこみたいで、なかなか売れないと予想していただけに、正直、大変驚いた。
サボイキャベツの出荷が終わると「もう無いの?」という声も聞かれた程。
これは、来年作付けを増やそう。(他の人がマネをするかも?)

キャベツの作柄は上等だった。
ごく一部で、はるか昔に野沢菜を栽培した名残と思われる根コブ病が発生したが、問題になる程では無かった。
病気もほとんど発生せず、7月下旬の雨でも病害はごく一部にとどまった。
当初は、殺虫剤と殺菌剤を散布していたが、あまりにも病気が出ないので、途中から殺菌剤の散布は止めて殺虫剤だけにしたが、それでも病気はほとんど問題にならなかった。

あと、赤キャベツ。
これも、当初、レストラン向けにと思って栽培していたが、案外、直売所で売れる。
聞けば、他の直売所では、キャベツの売上げの三割位が赤キャベツの所さえあるという話だ。
何に使っているのだろうか? 買っているのは飲食業務筋の人だろうか?
ともかく、赤キャベツも今年は終始不足気味だったので、来年はもう少しだけ作付けを増やすこととしよう。

 
ohyakusyou2001の地産地消日記
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